5月4日現在リーディング争いのトップはルメール騎手の66勝。2位は戸崎騎手の62勝。3位がデムーロ騎手の58勝。この3人の騎手の三つ巴の争いが続いている。4位の川田騎手は42勝ですから、上位3騎手に大きく離されています。
日本人騎手では戸崎騎手が何とか2位に食い込み、リーディング争いを演じています。ルメール騎手とデムーロ騎手は騎乗馬の質が高く殆どのレースで人気馬に騎乗しています。またこの2人の外国人ジョッキーが騎乗するだけで鞍上人気が加わります。この光景はまるで、往年の武豊騎手を彷彿させます。
今年は岩田騎手はあまり調子が良くありませんでしたが、ここにきて少し安定した感じはあります。それでもリーディングでは5位・33勝です。岩田騎手は関西でG1がある日に関東圏の競馬場で騎乗するなど、少し落ち目に感じてしまいます。良い時の岩田騎手の神がかり的な騎乗を知っているだけに少し寂しいですね。
4位の川田騎手も良く頑張ってはいますが、やや人気馬での取りこぼしが最近は目立ちます。精彩を欠いているとまではいきませんが、ルメール・デムーロに大きく差をつけられているので、焦りがあるのも当然です。
まだ上半期も終わっていないので、今後のリーディング争いがどうなっていくのかはわかりませんが、日本人ジョッキーの奮起に大きく期待したい所です。