南関東クラシック三冠の一冠目「羽田盃」を5馬身差で圧勝したミューチャリー。上がり3F36秒9の鬼脚を披露し、完全なワンサイドゲームを展開した。

引き続き大井の舞台で、デビューから手綱を握る御神本訓史騎手とのコンビで二冠達成を狙う。ここでも圧倒的な人気が予想されるが、果たしてここで土を付ける馬が出現するのか。注目が集まる。

羽田盃2着のウィンターフェルや、雲取賞ではミューチャリーを下して勝利したヒカリオーソなども人気を集めそうだが、今回注目したいのは前走の東京湾Cを優勝し重賞初勝利を果たしたサクセッサーだ。

2走前の羽田盃では8着に終わっているが、前走の東京湾Cでは好位から直線で抜け出す強い競馬で、4馬身差を付ける快勝だった。羽田盃でも好位から進めるも、ハイペースで先行自滅という厳しい展開だった。ここでも、逃げ馬候補のイグナシオドーロかヒカリオーソの番手から直線抜け出してどこまで戦えるかが見所となりそうだ。前走は本格化をうかがわせる内容で、充実一途の今なら巻き返しもできるはず。