【宝塚記念2019予想】1週前追い切り・出走予定馬考察

いよいよ春のG1シーズンも宝塚記念でラストとなりました。「あなたの一票で、お気に入りの馬を宝塚記念に出走させましょう!」という謳い文句で賑わう春のグランプリですが、なかなか投票通りのメンバーにならないのも毎年の恒例行事になりつつある宝塚記念。

今年もファン投票1位のアーモンドアイが回避となり、肩を落とすファンも少なくないと思いますが、2位のレイデオロや3位のキセキ、4位のアルアインなど、上位にランクインした馬の多くが出走を予定しております。昨年はファン投票でトップ10にランクインした馬のうちたった3頭しか出走をせず回避ラッシュが続きましたが、今年はランキング上位の馬が多数揃っているということで楽しみにしております。

さて、宝塚記念まで残すところあと10日あまりとなりました。今回は1週前の追い切りを消化した3頭の有力馬をピックアップしてみました。

キセキ(牡5、角居勝彦厩舎)

6/12(水)栗東・CW(良)6F84.8-5F66.0-4F51.6-3F37.3-1F11.5(馬なり)

2週前の追い切りでは6F89.7-5F69.6-4F54.4-3F39.6-1F11.9と時計はそこまででしたが、1週前は好時計をマーク。負荷はかけられており、先週はいまいちだった3コーナーからの加速もスムーズに行えておりました。筋肉もしっかりとついており、やや太め残りでパワーに頼った走りをしている印象はありますが、馬場が荒れやすい時期の宝塚記念の阪神コースは同馬に向きそうです。

スワーヴリチャード(牡5、庄野靖志厩舎)

6/12(水)栗東・CW(良)6F81.3-5F66.1-4F51.7-3F37.5-1F12.0(馬なり)

M.デムーロ騎手を背にダイシンカローリ(牡4、2勝クラス)と2頭併せ。僚馬に先行させ、序盤は1秒差以上の差をもうけて追走。コーナーでも追わず、直線に入ってからジワジワと伸び、手綱を持ったままで楽に追って先着しました。前走のドバイシーマクラシックは初の海外遠征でしたが3着に善戦。今回は海外遠征帰りということで状態を懸念されるファンも多そうですが、現時点での動きからは大きな問題は感じられません。

マカヒキ(牡6、友道康夫厩舎)

6/12(水)栗東・坂路(良)4F51.9-3F37.7-2F24.5-1F12.1(馬なり)

坂路で単走。先週は併せ馬と坂路で併せて4F52.4-3F38.1-2F24.4-1F12.1をマークし、僚馬を突き放してゴールしております。今週は先週以上に速い時計をマークしており、負荷はかかっている印象です。軽く流している程度の走りに見えますが、時計は良く、内容も良いです。体も相変わらず大きくパワーのある馬場は向きそうで、この時期の阪神なら期待ができそうです。