16日に、ユニコーンSに出走する馬の最終追い切りが行われた。今回は中でも追い切り内容の評価が高かった馬3頭をピックアップしてみた。
デュープロセス(牡3、安田隆行厩舎)
6/12(水)栗東・坂路(良)4F58.6-3F41.5-2F25.3-1F12.0(馬なり)
栗東坂路で単走。ゆったりめに進めてラストも軽快とリラックスした調整だったが、1週前はCWコースを併せ馬でびっしり追っており、時計も6F82.9-5F67.0-4F52.4-3F38.0-1F11.5と好時計をマークしている。東京への輸送もあるので、最終は調整程度。態勢は整ったムードだ。
ノーヴァレンダ(牡3、斉藤崇史厩舎)
6/12(水)栗東・CW(やや重)6F81.7-5F66.5-4F51.6-3F37.8-1F11.5(馬なり)
藤懸貴志騎手(レースは北村友一騎手)を背にCWで2頭併せ。僚馬アメリカンウェイク(牝3、未勝利)を10馬身追いかけるかたちでスタートし、徐々に差を詰めて直線で軽く仕掛けられると、内から交わして半馬身先着した。1週前は北村友一騎手が跨がり、6F79.2-5F65.6-4F51.7-3F37.8-1F11.9秒と全体も終いも速く、併せ馬に先着と好内容。叩いた効果も期待できそうで、力は出せる状態にありそうだ。
デアフルーグ(牡3、鈴木伸尋厩舎)
6/12(水)美浦・南W(良)6F84.0-5F69.0-4F54.4-3F40.3-1F12.9(馬なり)
津村明秀騎手を背に南Wで3頭併せ。アポロファントム(牡2、新馬)と、ショーカノン(牝5、2勝クラス)を4馬身ほど前に先行させ、コーナーで内から詰めると、直線では持ったまま2頭を交わして2馬身先着。時計は速くはないが、追われてからの反応も良く、余裕を持ったまま僚馬を突き放したのは高評価。