5月22日(日)は東京競馬場で牝馬クラシックの二冠目となるオークスが開催されます。一冠目の桜花賞を優勝したジュエラーは骨折により戦線離脱、桜花賞4着馬のメジャーエンブレムはNHKマイルカップへと駒を進めて見事に優勝しています。
実績的には優勝候補の最右翼、シンハライトでリベンジ狙う!
強いライバルが怪我や別路線で不在となれば、桜花賞2着馬のシンハライトが実績的には優勝候補の筆頭と見て間違いないでしょう。前走の桜花賞ではゴール前のクビの上げ下げでハナ差の2着。判定写真の結果では馬体の位置はシンハライトの方が出ておりましたし、入線直後の勢いなどは1着馬のジュエラーよりもあったことを見れば高く評価していい内容でした。
鞍上の池添謙一騎手はレース後に「抜けだすのが少し早かったかも」とコメントし、悔しい表情をみせています。池添騎手は2週前のNHKマイルC(G1)でもロードクエストで2着に惜敗し、その前の天皇賞春(G1)ではカレンミロティックで2着と勝ちきれないレースが続いております。桜花賞の結果が勝負に勝って試合に負けたような内容だっただけに、オークスではなんとかシンハライトで試合に勝って結果を残したいところでしょう。
前走フローラS(G3)を優勝して3連勝中のチェッキーノや桜花賞3着馬のアットザシーサイドなどが打倒シンハライトを目指しますが、相手となりそうなのはここくらいまでで実績的にはシンハライトがトップと見てよいでしょう。強いライバルが不在のG1、ここは落とすわけにはいかないレースでプレッシャーが高まる池添騎手ですが、それを力に変えてオークスでは大きな存在感を発揮していただきたいですね。