先週の宝塚記念で2着に入着したキセキ(牡5、角居勝彦厩舎)と、今年のダービーを制したロジャーバローズ(牡3、角居勝彦厩舎)が、10月6日にフランスのパリロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞に正式に参戦することが決定した。25日、同馬を管理する角居調教師が明かした。
2頭は同レースへの登録をすでに済ませており、キセキは宝塚記念の結果次第という状況で、ロジャーバローズは5月時点ではまだ確定ではなくオーナーサイドが凱旋門賞挑戦へ意欲的な姿勢を示しているという状況であったが、正式に参戦が決定した。いずれもフランスに滞在して調整する予定で、前哨戦はまだ未定だが、欧州で使う方針が固まっているという。
角居厩舎の凱旋門賞挑戦は2010年のヴィクトワールピサ(7着)以来となる。今年は2頭出しで日本馬初の凱旋門賞制覇を狙う。