日本最大の競走馬のセリである「セレクトセール2019」が8日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで開幕した。2日間で数十億円の大金が飛び交う世界最大級のセールに、今年も多くの競馬関係者の注目が集まる。
セールは、上場番号1番のドゥラメンテ産駒のルモスティの2018(牡)が、いきなり1億2000万円の高値で落札され、開始早々大台超えて盛り上がりを見せた。その後も、ディープインパクト産駒のジョコンダIIの2018(牡)が2億6000万円、ハーツクライ産駒のシンハディーパの2018(牡)が2億7000万円、フランケル産駒のマーゴットディドの2018(牡)が2億1000万円で落札されるなど、ミリオンホースが次々に飛び出した。
中でもとくに高値で落札されたのは、ディープインパクト産駒のミュージカルウェイの2018(牡)で、なんと落札額は3億6000万円。落札者は近藤利一氏。
まだ始まったばかりのセレクトセールだが、開始直後早々の億超え決着で今年も賑わいそうだ。