10日に、函館記念に出走する馬の最終追い切りが行われた。今回は中でも追い切り内容の評価が高かった馬3頭をピックアップしてみた。
ステイフーリッシュ(牡4、矢作芳人厩舎)
7/10(水)函館・芝(良)5F63.0-4F47.8-3F35.4-1F11.5(強め)
中谷騎手を背に函館・芝で2頭併せ。同じく函館記念に出走する僚馬のドレッドノータス(セ6、オープン)を7馬身ほど先行させ、徐々に差を詰めていき直線入り口で外から馬体を並べた。僚馬には半馬身遅れてフィニッシュしたが、ラストもしぶとい伸びを見せ、しっかりと負荷がかけられた印象。外を回した分を考えれば内容的にも十分で、手前もスムーズに替えられており動きも良い。時計、動きと申し分なし。
ドレッドノータス(セ6、矢作芳人厩舎)
7/10(水)函館・芝(良)5F64.3-4F49.1-3F36.4-1F11.5(馬なり)
菱田騎手を背に函館・芝で2頭併せ。上でも記したように、僚馬のステイフーリッシュ(牡4、オープン)と併せて半馬身先着した。7馬身ほど前を先行し、直線では僚馬に詰められたが楽にいなして抜かせなかった。中1週ということもあり終始馬なりだったが、終いの時計も良く、反応的にも強く追われれば伸びそうな気配があった。
マイスタイル(牡5、昆貢厩舎)
7/10(水)函館・芝(良)4F54.5-3F39.3-1F12.2(馬なり)
田中騎手を背に函館・芝で単走。終始馬なりで全体時計も平凡だが、終いはしっかり伸びている。2走前のダービー卿CTではゴール前に物見をして3着入線。前走の巴賞の追い切りからブリンカーを着用しており、今回の追い切りでも着用。その効果もあってか行きっぷりも良くなった印象がある。前走時は急仕上げという印象がだったが、今回はしっかりと仕上げられている。