熊沢重文騎手(栗東・フリー)が5/29(日)の京都4R障害4歳上未勝利戦でメイショウヒデタダ(7牡・南井克巳厩舎)で勝利を果たし、JRA通算1000勝を達成しました。中央競馬史上30人目、現役では13人目となります。
デビューは1986年で同期に横山典弘や松永幹夫(現調教師)などがおり、今年は丁度30年の節目。初めてのG1勝利はコスモドリームでの優駿牝馬(オークス)で、当時の最年少G1勝利記録を打ちたてました。
熊沢重文騎手と言えばステイゴールドとのコンビを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。日本を代表する種牡馬の1頭とも言えるステイゴールドは現役時代50戦も走りぬいた、まさに無事是名馬を貫いた馬でありますが、その50戦のうち33戦と最も多くコンビを組んだ騎手が熊沢重文騎手です。調教でも乗り自身にとっても思い入れの強い馬であるというインタビューもありました。
平地G1ジョッキーが障害レースを継続する例も珍しい熊沢重文騎手。100勝区切りの間隔は伸びてきているものの、意欲は衰えず。今後の活躍も期待です。