17日に、中京記念に出走する馬の最終追い切りが行われた。今回は中でも追い切り内容の評価が高かった馬3頭をピックアップしてみた。
クリノガウディー(牡3、藤沢則雄厩舎)
7/17(水)栗東・坂路(良)4F54.8-3F39.4-2F24.8-1F11.5(馬なり)
助手を背に坂路で単走。序盤は折り合いに専念しながら馬なりでゆったりと入っていったが、直線を向くと強めに追われてラストは11.5秒の好時計をマーク。騎手の合図はなく、フォームが変わっただけだったが好反応で、力強い脚捌きで鋭く伸びた。全体時計はそこまでだが、ラストの反応・時計は良く、状態の良さを感じる走りだった。
プリモシーン(牝4、木村哲也厩舎)
7/17(水)栗東・CW(良)6F78.4-5F63.1-4F48.6-3F36.1-1F12.1(馬なり)
福永祐一騎手を背に坂路で2頭併せ。僚馬のディロス(牡4、2勝クラス)を4馬身先行させると、向正面から徐々にスピードを上げ、コーナーで一気差を詰めて直線入口で内から僚馬に並びかける。そのままスピードを落とさず一気に突き抜け最後は8馬身も突き放した。走りにリズムがあり、パワーを感じさせる力強いフットワークだった。時計はそこまでだが軽めでこの内容なら十分。
グルーヴィット(牡3、松永幹夫厩舎)
7/17(水)栗東・坂路(良)4F52.2-3F37.6-2F24.0-1F11.7(馬なり)
松山弘平騎手を背に坂路で2頭併せ。僚馬のブラゾンダムール(牡4、1勝クラス)を先行させ、序盤は楽なペースで追走。ラスト1F手前で松山騎手が軽く促すと、じわじわと加速して最後は僚馬を4馬身突き放した。1週前にもしっかり負荷がかかっており、最終もこの動きなら仕上がりは万全だろう。