小倉記念(2019)の予想オッズと過去データから傾向を分析!

小倉2週目の日曜メインはハンデG3の「小倉記念」です。真夏に行われる小回りのハンデ戦ということで、波乱傾向が強い一戦という印象を持つファンも多いと思いますが、実際はどういった傾向があるのでしょうか。今回は過去10年間のデータをもとに小倉記念の傾向を探っていきたいと思います。

■上位人気が不振、波乱傾向は強め

人気は「1番人気」が1勝、「2番人気」が0勝と上位人気の勝率が低めです。「3番人気」が最多の3勝を挙げ、勝率(30%)がトップです。あとは「4番人気」が連対数が最多で、連対率(40%)がトップとなっておりますが、良い成績というわけでもありません。「6番人気」や「9番人気」などの下位人気もよく絡み、穴馬が勝ち切るケースも見られます。上位人気が不振で中穴もよく絡むレースということで、波乱傾向は強めのレースと言って良いでしょう。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 1 2 2 5
2番人気 0 3 1 6
3番人気 3 0 1 6
4番人気 2 2 0 6
5番人気 0 1 1 8
6番人気 1 1 2 6
7番人気 0 0 0 10
8番人気 0 0 1 9
9番人気 1 0 2 7
10番人気 0 0 0 10
11番人気 1 0 0 9
12番人気 0 0 0 10
13番人気 0 0 0 7
14番人気 0 0 0 6
15番人気 0 1 0 4
16番人気 1 0 0 3
17番人気 0 0 0 4
18番人気 0 0 0 2
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
1.0~1.9倍 0 0 0 0
2.0~2.9倍 0 1 0 0
3.0~3.9倍 1 0 1 4
4.0~4.9倍 1 2 2 6
5.0~6.9倍 1 3 1 7
7.0~9.9倍 4 3 1 11
10.0~14.9倍 0 0 2 12
15.0~19.9倍 1 0 1 11
20.0~29.9倍 0 0 2 13
30.0~49.9倍 1 1 0 20
50.0~99.9倍 1 0 0 21
100.0倍以上 0 0 0 13
馬単/三連単データ
馬単 三連単
2009 59,990円 978,500円
2010 21,410円 124,130円
2011 48,290円 870,370円
2012 3,520円 66,670円
2013 5,160円 28,220円
2014 4,290円 26,460円
2015 6,030円 41,990円
2016 36,060円 321,730円
2017 3,850円 30,410円
2018 1,500円 10,700円

[該当馬] 1番人気

  • メールドグラース(下記「予想オッズ」を参考)

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 メールドグラース 2.2
2 アイスバブル 4.1
3 アイスストーム 4.9
4 タニノフランケル 8.8
5 ノーブルマーズ 13.5
6 クリノヤマトノオー 20.6
7 カデナ 23.0
8 ストロングタイタン 26.7
9 アウトライアーズ 43.8
10 レトロロック 65.9
11 カフェブリッツ 88.1
12 アドマイヤアルバ 136.4
13 シャイニービーム 240.6

■「3枠・8枠」&「先行馬」が好成績

コースは小倉競馬場の芝2000mを使用。「8枠」が最多の4勝を挙げており、勝利数・連対数・3着内の回数が最多です。好走率ベースでは、「3枠」が勝率(18.8%)・連対率(25%)・複勝率(31.3%)が全てトップです。

脚質は、「先行馬」が最多の6勝を挙げており、3着内の回数も最多です。また、頻度の少ない「マクリ」を除けば「先行馬」が勝率(18.2%)・連対率(27.3%)・複勝率(39.4%)の全てでトップとなっております。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 0 0 2 12
2枠 1 0 2 12
3枠 3 1 1 11
4枠 0 1 1 15
5枠 0 4 0 15
6枠 1 2 1 16
7枠 1 1 1 20
8枠 4 1 2 17
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 0 0 2 9
先行 6 3 4 20
差し 4 5 2 48
追い込み 0 1 2 40
マクリ 0 1 0 1

[該当馬] 先行馬候補

  • タニノフランケル
  • ノーブルマーズ
  • カフェブリッツ
  • シャイニービーム

■ハンデが「55kg」の馬に注目

ハンデは、最多の3勝を挙げている「55kg」に注目です。馬体重の増減は、最多の4勝を挙げ、連対数が最多の「+4~+9kg」に注目です。

ハンデデータ
斤量 1着 2着 3着 4着以下
~50kg 0 0 0 3
51kg 0 0 0 6
52kg 1 0 0 10
53kg 1 1 2 17
54kg 1 2 1 15
55kg 3 1 2 25
55.5kg 0 0 0 0
56kg 2 3 0 21
56.5kg 0 0 0 0
57kg 2 3 2 16
57.5kg 0 0 1 3
58kg 0 0 2 2
58.5kg 0 0 0 0
59kg~ 0 0 0 0
馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
~-20kg 0 0 0 0
-19~-10kg 0 0 0 8
-9~-4kg 2 0 4 21
-3~+3kg 3 4 4 49
+4~+9kg 4 5 1 30
+10~+19kg 1 1 1 9
+20kg~ 0 0 0 1
不明・初出走・未更新 0 0 0 0
今回減 3 0 6 43
同体重 0 3 1 17
今回増 7 7 3 58

[該当馬] ハンデが55キロの馬

  • アイスバブル
  • クリノヤマトノオー
  • タニノフランケル
  • レトロロック

■「5歳馬」が中心

年齢は、最多の4勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「5歳馬」が中心となります。また、頭数は少ないですが「3歳馬」はこれまで2頭出走していずれも2着に入着しており、連対率が100%と好成績です。性別は「牡馬」が中心で、3着内に入った述べ30頭中27頭が牡馬でした。所属は「栗東」が10勝を挙げており、関西馬が中心となります。

馬齢データ
馬齢 1着 2着 3着 4着以下
3歳 0 2 0 0
4歳 3 3 0 16
5歳 4 3 6 34
6歳 0 1 3 33
7歳 2 1 1 20
8歳以上 1 0 0 11
性別データ
性別 1着 2着 3着 4着以下
牝馬 1 0 2 12
牡馬 9 10 8 106
所属データ
所属 1着 2着 3着 4着以下
美浦 0 1 1 8
栗東 10 9 9 110
地方 0 0 0 0
外国 0 0 0 0

[該当馬] 5歳馬

  • アウトライアーズ
  • カデナ
  • クリノヤマトノオー

■前走が「七夕賞」だった馬に注目

前走レースは、最多の3勝を挙げ、連対数・3着内の回数が最多の「七夕賞」に注目です。前走着順は、「2着」が勝率(16.7%)がトップで、「3着」が連対率(33.3%)と複勝率(33.3%)でトップとなっております。ただ、3着内に入った述べ30頭中、約半分の14頭が「6着以下」だった馬でしたので、6着以下に負けた馬の巻き返しにも注意が必要です。

前走データ
前走 1着 2着 3着 4着以下
七夕賞(G3) 3 3 3 41
鳴尾記念(G3) 2 0 0 2
新潟大賞典(G3) 1 2 1 2
天皇賞春(G1) 1 1 0 1
関ヶ原S(3勝クラス) 1 0 0 2
マレーシアC(3勝クラス) 1 0 0 5
目黒記念(G2) 1 0 0 3
中日新聞杯(G3) 0 1 0 1
東京優駿(G1) 0 1 0 0
皐月賞(G1) 0 1 0 0
前走クラスデータ
前走 1着 2着 3着 4着以下
未勝利 0 0 0 1
2勝クラス 0 0 0 2
3勝クラス 2 1 1 18
オープン特別 0 0 2 25
G3 6 6 6 61
G2 1 0 0 5
G1 1 3 1 5
海外 0 0 0 0
地方 0 0 0 1
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 1 2 4 18
2着 2 1 0 9
3着 1 2 0 6
4着 1 0 1 7
5着 0 0 1 9
6~9着 3 3 3 34
10着以下 2 2 1 35

[該当馬] 前走が七夕賞だった馬

  • アウトライアーズ(5着)
  • タニノフランケル(6着)
  • クリノヤマトノオー(7着)
  • カフェブリッツ(12着)
  • ストロングタイタン(16着)

■「武豊」騎手が好成績

騎手は、3名の騎手が最多の2勝を挙げておりますが、好走率ベースでは「武豊」騎手が勝率タイ(33.3%)で、連対率(50%)と複勝率(83.3%)もトップと好成績です。とくに複勝率は83%と高く、信頼度の高い騎手と言えるでしょう。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
和田竜二 2 1 2 4
武豊 2 1 2 1
浜中俊 2 0 2 5
酒井学 1 0 1 5
柴田善臣 1 0 0 5
北村友一 1 0 0 1
川田将雅 1 0 0 1
丸田恭介 1 0 0 1
酒井学 0 1 2 4
水口優也 0 1 1 1
池添謙一 0 1 0 1

[該当馬] 武豊騎手の騎乗予定馬

  • アイスストーム