21日に、新潟2歳Sに出走する馬の最終追い切りが行われた。今回は中でも追い切り内容の評価が高かった馬3頭をピックアップしてみた。
モーベット(牝2、藤沢和雄厩舎)
8/21(水)美浦・坂路(やや重)4F57.4-3F40.6-2F26.1-1F12.6(馬なり)
木幡育也騎手を背に坂路で2頭合わせ(レースは福永祐一騎手が騎乗)。僚馬のフラットレー(セ4、1勝クラス)を1馬身先行させ、徐々に差を詰めていき、ラスト1Fで並びかけて併入した。2週続けて強めの調教を消化しており、最終はソフトな内容。時計はそこまでだが、余力は十分あり、落ち着きのある走りを披露。完成度は高い。
ペールエール(牡2、安田隆行厩舎)
8/21(水)栗東・坂路(良)4F54.9-3F39.6-2F25.7-1F12.7(馬なり)
M.デムーロ騎手を背に坂路で単走。時計は目立たないが、余力を残しながらのもの。馬体重500kgと馬格がある馬だが、フットワークは軽快で綺麗なフォームで真っ直ぐと走れている。1週前はCWコースで1秒以上差があった僚馬をラストで突き放しており好内容。中間も乗り込み量は豊富で、過程は順調。
クリアサウンド(牝2、杉山晴紀厩舎)
8/21(水)栗東・坂路(良)4F54.6-3F40.8-2F26.7-1F12.6(馬なり)
栗東坂路で単走。馬なりで軽やかなフットワークでラスト12.6秒とまずまず。目立つ時計では無いが、1週前は松山騎手を背に一杯に追われて4F52.3-1F12.1の好時計をマークする好内容。1週前でしっかり、最終は馬なりと余裕がある調教過程。新馬戦の時点でも仕上がりは良かったが、順調さをキープしており好気配を感じる。