【目黒記念2016予想】藤田菜七子、サイモントルナーレで重賞2度目の挑戦!

日本ダービーが開催される5月29日(日)はダービーを含め重賞レースが2つ開催されます。10Rのダービーが終わったあとの最終12Rは「第130回目黒記念」(G2)が東京芝2500mで行われます。今年で130回目という伝統の長距離ハンデキャップ戦です。このレースに今をときめく競馬界のアイドル藤田菜七子(18)=美浦・根本=が参戦することが24日に明らかになりました。コンビを組むのはサイモントルナーレ(牡10、美浦・田中清)となっております。

重賞戦に挑戦するのは3月のスプリングS以来で、8番人気のモウカッテルに騎乗して9着に入線しています。藤田騎手は今月15日に新潟第12レースの飛竜特別(500万下、芝・直線1000m)で9番人気のピュアリーソリッドで優勝し、3勝目をあげたばかりです。勝利数こそまだ3勝ですが、重賞初勝利に向けて徐々にステップアップしてきております。

サイモントルナーレの主な勝ち鞍は2013年の丹頂S(OP、函館・芝2600m)のみでそれ以降は掲示板にも乗れておりませんが、10歳になっても月に一回程度のペースでレースを走っておりまだまだ元気な馬です。結果こそ残せてはいませんが重賞戦をたくさん経験してきたベテランの馬ですし、重賞戦の流れを経験するには手頃な馬かもしれません。しかも当日は10万人以上の来場者が見込まれるダービーの日です。そんな特別な日に開催される重賞に参戦できるのだからめったに経験できることではありません。ましてや今年の3月にデビューしたばかりの新人騎手ですからこの経験はぜひとも今後の騎乗に活かしていただきたいですね。

サイモントルナーレの練習馬のような扱いに対する批評は色々あると思いますが、未来の競馬界を背負う騎手の成長に一役買ってくれるのだからここは素直に応援したいと思います。