28日に、札幌2歳Sに出走する馬の最終追い切りが行われた。今回は中でも追い切り内容の評価が高かった馬3頭をピックアップしてみた。
ブラックホール(牡2、相沢郁厩舎)
8/28(水)札幌・芝(良)6F72.8-5F59.4-4F47.4-3F25.3-1F11.7(一杯)
石川裕紀人騎手を背に札幌芝コースを2頭併せ。僚馬の外から差を詰め、直線では一杯に追われるも半馬身遅れた。ただ、コーナーでは僚馬の後ろについてしまい追うのが遅れた分もある。鞭も入り一杯に追われ、最後までびっしりやられた。1週前はウッドで強めに追われて4F56.1-3F40.9-1F12.7と時計はそこまでだったが、最終ではメイチに近いようなビシッとした内容で気合いを入れた。
アールクインダム(牝2、伊藤大士厩舎)
8/28(水)札幌・芝(良)4F52.9-3F38.3-1F12.3(馬なり)
横山武騎手を背に札幌芝コースを2頭併せ。僚馬のミライヘノツバサ(牡6、オープン)の内を追走し、直線で馬体を並べるとスッと前に出て、一杯に追われる相手を馬なりのまま先着を許さなかった。最終的には併入したが、抑えが利いて反応を確かめながらこの内容は高評価。余力を残しながらも加速ラップはしっかり刻んでおり、ラストの伸び脚も鋭く、非常に良い動き。
サトノゴールド(牡2、須貝尚介厩舎)
8/28(水)札幌・芝(良)6F85.5-5F68.7-4F53.0-3F38.5-1F11.6(強め)
武豊騎手を背に札幌芝コースを2頭併せ。僚馬のヴァントシルム(牡5、オープン)と併走し、コーナーで内から馬体を合わせると、直線はラスト1F11.6をマークし半馬身先着。1週前も函館芝コースで5F66.7-4F50.9-3F37.7-1F11.7をの好時計をマークし、強めに追われた僚馬にクビ差先着。ズブさもあるが、2週続けてラストは11秒台を出しており併走馬を圧倒。中間の乗り込み量も多く、上積み十分。