セントウルステークス(2019)の予想オッズと過去データから傾向を分析!

夏競馬の終わり、そして秋競馬の開幕を告げる一戦、サマースプリントシリーズ最終戦の「セントウルステークス」がいよいよ今週末行われます。休養を終えてここから始動する馬も多く、各陣営の目標もローテも異なるため毎年出走馬の比較に頭を悩まされる一戦です。今回は過去10年間のデータをもとにセントウルSの傾向を探っていきたいと思います。

■「1番人気」は複勝率90%

人気は、「1番人気」が最多の3勝を挙げており、連対数・3着内の回数も最多です。また、勝率(30%)・連対率(80%)・複勝率(90%)の全てがトップです。複勝率は90%と高く、信頼度は高めです。予想オッズが「2.9倍以下」は「1-4-1-0」で複勝率は100%となっており、2.9倍以下に推された人気馬なら信頼度はさらに増します。下位人気を見ますと、「7番人気以下」は「1-0-4-82」となっており、3着にはよく絡んでおります。穴馬は来ても3着までとなるケースが多いです。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 3 5 1 1
2番人気 2 3 1 4
3番人気 0 0 1 9
4番人気 2 0 1 7
5番人気 1 1 2 6
6番人気 1 1 0 8
7番人気 0 0 1 9
8番人気 0 0 0 10
9番人気 0 0 1 9
10番人気 1 0 0 9
11番人気 0 0 1 9
12番人気 0 0 1 9
13番人気 0 0 0 10
14番人気 0 0 0 8
15番人気 0 0 0 7
16番人気 0 0 0 2
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
1.0~1.9倍 0 1 0 0
2.0~2.9倍 1 3 1 0
3.0~3.9倍 2 2 0 3
4.0~4.9倍 1 1 0 4
5.0~6.9倍 1 1 1 5
7.0~9.9倍 2 0 1 10
10.0~14.9倍 1 1 2 10
15.0~19.9倍 1 1 1 11
20.0~29.9倍 0 0 1 14
30.0~49.9倍 1 0 0 12
50.0~99.9倍 0 0 2 15
100.0倍以上 0 0 1 33
馬単/三連単データ
馬単 三連単
2009 3,820円 103,580円
2010 7,900円 88,570円
2011 8,460円 26,290円
2012 4,920円 378,500円
2013 670円 2,420円
2014 2,860円 11,510円
2015 29,740円 405,590円
2016 840円 15,990円
2017 4,500円 36,810円
2018 1,400円 15,660円

[該当馬] 1番人気

  • タワーオブロンドン(下記「予想オッズ」を参考)

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 タワーオブロンドン 2.7
2 ミスターメロディ 3.2
3 アンヴァル 5.9
4 ダイメイプリンセス 7.5
5 イベリス 10.2
6 マテラスカイ 15.6
7 ファンタジスト 20.1
8 カイザーメランジェ 33.5
9 ラブカンプー 46.0
10 モーニン 54.7
11 シュウジ 61.4
12 ペイシャフェリシタ 70.3
13 キングハート 82.6
14 キャプテンペリー 136.7
15 タマモブリリアン 201.8

■「8枠」&「逃げ馬」が好成績

コースは阪神競馬場の芝1200mを使用。枠番は、「8枠」が最多の3勝を挙げており、連対数・3着内の回数も最多です。また、連対率は「1枠」と同率でトップで(25%)、複勝率(45%)もトップとなっております。勝率は「1枠」がトップとなっております(16.7%)。内外の有利不利は少なめで、データ的には「8枠」の好走が目立っております。

脚質は、「先行」が最多の5勝を挙げており、連対数・3着内の回数も最多です。好走率ベースでは、「逃げ」が勝率(30%)・連対率(40%)・複勝率(40%)の全てでトップとなっております。阪神の1200mは最初と最後の直線が短く、前が残りやすいコース形態となっていることも要因の一つと考えられます。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 2 1 0 9
2枠 1 1 1 14
3枠 1 0 1 16
4枠 0 2 2 16
5枠 2 1 0 17
6枠 1 1 0 18
7枠 0 2 2 16
8枠 3 2 4 11
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 3 1 0 6
先行 5 5 3 25
差し 2 2 6 41
追い込み 0 2 1 45
マクリ 0 0 0 0

[該当馬] 逃げ馬候補

  • イベリス
  • マテラスカイ
  • ラブカンプー

■馬体重の増減が「-3~+3kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の6勝を挙げ、連対数・3着内の回数も最多の「-3~+3kg」に注目。

馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
~-20kg 0 0 0 0
-19~-10kg 0 1 0 9
-9~-4kg 1 1 1 31
-3~+3kg 6 3 4 51
+4~+9kg 3 3 5 13
+10~+19kg 0 1 0 9
+20kg~ 0 1 0 4
不明・初出走・未更新 0 0 0 0
今回減 4 3 5 56
同体重 2 2 0 21
今回増 4 5 5 40

■「5歳馬」が好成績

年齢は、最多の4勝を挙げ、連対数・3着内の回数が最多の「5歳馬」に注目。性別は、6勝を挙げている「牡馬」の方が好成績ですが、2009年には1~3着全て牝馬で決着するなど「牝馬」の好走も少なくありませんので、性別で割り引く必要はなさそうです。所属は、「栗東」が9勝を挙げており、関西馬が中心となります。

馬齢データ
馬齢 1着 2着 3着 4着以下
3歳 3 1 0 14
4歳 3 2 1 14
5歳 4 5 3 32
6歳 0 0 5 33
7歳 0 2 1 19
8歳以上 0 0 0 4
性別データ
性別 1着 2着 3着 4着以下
牝馬 4 3 6 38
牡馬 6 7 4 79
所属データ
所属 1着 2着 3着 4着以下
美浦 1 1 1 18
栗東 9 7 9 98
地方 0 0 0 0
外国 0 2 0 1

[該当馬] 5歳馬

  • マテラスカイ

■前走が「北九州記念」だった馬に注目

前走は、最多の5勝を挙げ、連対数・3着内の回数が最多の「北九州記念」に注目です。前走着順は、「1着馬」と「3着馬」が最多の3勝ずつを挙げており、「1着馬」が連対数と3着内の回数では最多となっております。好走率ベースでにおいては、複勝率は「1着馬」がトップ(41.7%)ですが、勝率(27.3%)と連対率(36.4%)は「3着馬」がトップとなっております。「2着馬」も勝利数こそ0回ですが、2着は4回と多く、前走3着以上だった馬が好走傾向にあります。

前走データ
前走 1着 2着 3着 4着以下
北九州記念(G3) 5 1 6 49
アイビスSD(G3) 2 2 0 6
高松宮記念(G1) 1 2 0 4
ニュージーランドT(G3) 1 0 0 0
チェアマンズスプリントP(G1) 1 0 0 0
CBC賞(G3) 0 1 1 8
函館スプリントS(G3) 0 1 1 2
安田記念(G1) 0 1 0 3
クリスフライヤーIS(G1) 0 1 0 1
チャンピオンズマイル(G1) 0 1 0 0
前走クラスデータ
前走 1着 2着 3着 4着以下
3勝クラス 0 0 0 3
オープン特別 0 0 1 25
G3 7 5 9 72
G2 1 0 0 2
G1 1 3 0 12
海外 1 2 0 2
地方 0 0 0 1
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 3 4 3 14
2着 0 4 0 8
3着 3 1 0 7
4着 1 0 3 10
5着 1 1 0 10
6~9着 0 0 3 28
10着以下 2 0 1 39

[該当馬] 前走が北九州記念だった馬

  • ダイメイプリンセス(1着)
  • アンヴァル(3着)
  • キングハート(12着)
  • ファンタジスト(14着)
  • ラブカンプー(17着)

■騎手は「川田将雅」に注目

騎手は、唯一2勝を挙げている「川田将雅」に注目です。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
川田将雅 2 0 1 4
M.デムーロ 1 1 0 1
福永祐一 1 0 1 5
武豊 1 0 1 4
藤岡康太 1 0 0 4
酒井学 1 0 0 2
丸田恭介 1 0 0 0
松岡正海 1 0 0 0
田辺裕信 1 0 0 0
岩田康誠 0 3 0 4
戸崎圭太 0 1 0 2

[該当馬] 川田将雅騎手の騎乗予定馬

  • ダイメイプリンセス