11日に、ローズSに出走する馬の最終追い切りが行われた。今回は中でも追い切り内容の評価が高かった馬3頭をピックアップしてみた。
シゲルピンクダイヤ(牝3、渡辺薫彦厩舎)
9/11(水)栗東・CW(良)6F83.2-5F66.7-4F51.6-3F37.9-1F12.0(馬なり)
渡辺調教師を背に栗東CWコースを2頭併せ。僚馬のラヴォアドゥース(牝2、未勝利)を先行させ、コーナーで外から詰めて直線で並びかけ、追われてからは反応良く伸びて突き放して1馬身半先着。馬なりから軽く追われる程度で余力も十分という内容だったが、追われてからの加速もスムーズで推進力があった。1週前は鞭まで入って一杯に追われ、ラスト1Fは11秒8の好時計をマークする好内容。仕上がりは良さそうだ。
ウィクトーリア(牝3、小島茂之厩舎)
9/11(水)栗東・CW(良)6F83.3-5F66.8-4F51.8-3F38.3-1F12.4(馬なり)
助手を背に栗東CWコースを2頭併せ。僚馬のメイショウヤクシマ(牡6、3勝クラス)を先行させ、3Fでは5馬身ほどあった差を楽な手応えで詰めていき、直線半ばで馬体を並べると、半馬身ほど前に出てそのまま馬なりのままフィニッシュ。直線では鞍上が手綱を引く場面が何度かあり、放せば一気に伸びていきそうな前向きさが見られた。1週前も馬なりから直線で軽く気合を付けられただけで11秒6と鋭く伸びた。乗り込み量も十分で、力は出せる状態。
メイショウショウブ(牝3、池添兼雄厩舎)
9/11(水)栗東・坂路(良)4F53.0-3F37.9-2F23.8-1F11.6(強め)
池添謙一騎手を背に栗東坂路で単走。馬なりから気合を付けられると鋭く反応して、ラスト1Fは11秒6の好時計をマークする終い重視の内容。前半はゆったりと馬なりで進めたが、後半の加速ラップは良く、リズムと軽快さのある走り。1週前もウッドで6F80.9-3F37.1-1F11.5をマークし、しっかり追われて負荷がかけられており、順調な調整過程。