18日に、オールカマーに出走する馬の最終追い切りが行われた。今回は中でも追い切り内容の評価が高かった馬3頭をピックアップしてみた。
グレイル(牡4、野中賢二厩舎)
9/18(水)栗東・CW(良)6F79.8-5F65.0-4F51.5-3F38.6-1F12.3(馬なり)
荻野極騎手を背に(レースは戸崎圭太騎手が騎乗)栗東CWで単走。1週前もCWで6F81.8-3F38.3-1F12.0を馬なりでマークする好時計を出しており、しっかりと追われて併せた馬に0.2秒先着。最終は軽めだが、先週に比べて前半から動いており、馬なりでも時計は良い。調教は毎回動いてくれる馬だが、余力がありながらも時計は良く、動ける状態は整っている印象を強く感じた。
スティッフェリオ(牡5、音無秀孝厩舎)
9/18(水)栗東・坂路(良)4F52.0-3F37.9-2F24.8-1F12.5(強め)
助手を背に栗東坂路で2頭併せ。僚馬のビックリシタナモー(牡5、3勝クラス)と併せ、ラストは手綱も動いて促されると、前へ出て1馬身先着した。序盤からやや先行する形だったが、久々にしては良い動き。1週前は坂路で4F51.2-1F12.7をマークしており、テンから動いていく内容。最終は逆に終いをまとめる内容で、仕掛けてからの反応を確認するような内容。上昇ムードが感じられる。
ウインブライト(牡5、畠山吉宏厩舎)
9/18(水)栗東・南W(良)5F68.7-4F54.0-3F39.9-1F12.4(馬なり)
松岡正海騎手を背に南Wで2頭併せ。僚馬のマイネルセリオン(牡3、1勝クラス)を3馬身追走し、終始馬なりのまま併入した。コーナーで内から伸びて捉えるが、ラストは手綱は抑えたままの余裕残し。ただ、1週前は松岡騎手を背に南Wで5F65.5-4F51.3-3F38.1-1F12.3としっかり追われ、併せた馬(マイネルセリオン)に3馬身先着と好内容。パワーがありながらも手応えは良い。成長力にも期待したい。