25日に、スプリンターズSに出走する馬の最終追い切りが行われた。今回は中でも追い切り内容の評価が高かった馬3頭をピックアップしてみた。
ミスターメロディ(牡4、藤原英昭厩舎)
9/25(水)栗東・芝(良)5F62.3-4F46.7-3F33.8-1F11.7(馬なり)
福永祐一騎手を背に栗東芝コースを単走。序盤ゆったりとスタートし、頭もやや高かったが、4F過ぎあたりから徐々にペースを上げていき、直線では首を低くして持ったままで1F11.9秒の高タイムをマークした。先週は福永騎手が騎乗して重馬場の坂路単走で4F54.2-3F38.9-2F14.9-1F12.5をマーク。最終は余力を十分残した調整だったが、走りには活気があり、叩いた上積みがありそうだ。
ディアンドル(牝3、奥村豊厩舎)
9/25(水)栗東・坂路(良)4F52.4-3F36.9-2F23.6-1F11.7(強め)
栗東坂路で単走。4F自己ベストを更新し、ラスト2Fと1Fは11秒台をマークする終い重点の内容。終始手綱は持ったままでも時計は良く、ラストの動きもシャープ。前走の最終追い切りでは暑さの影響もあってか時計もそこまでで、頭も高かった。前走後は短期放牧に出されており、疲れも回復した模様。今回も頭はやや高かったが、時計も内容も前走以上。態勢は十分整った。
ファンタジスト(牡3、梅田智之厩舎)
9/25(水)栗東・坂路(良)4F52.2-3F37.6-2F24.2-1F11.9(強め)
栗東坂路で単走。毎回ケイコは動く馬だが、1週前には坂路で4F50.1-3F37.0-2F24.0-1F11.9の猛時計をマーク。最終は終い重点で反応を確かめる程度の抑えた走り。それでもラストは加速して最後まで伸びており、仕掛けられてからの反応も良く、気を抜かない気迫の走りを見せた。間隔は詰まっているが、3走前の北九州記念は調教のようなレースだったし、万全のデキで挑めそうだ。