【京都大賞典2019予想】有力馬の秋始動戦!グローリーヴェイズやエタリオウなど出走予定馬を考察

多くの有力馬が秋の始動戦として使う「京都大賞典」が6日、京都競馬場で行われます。2016年の勝ち馬キタサンブラックは後のジャパンCを制し、2015年の勝ち馬ラブリーデイはここから天皇賞秋を制しているように、天皇賞秋やジャパンC、有馬記念へと続く重要な長距離重賞として注目すべき一戦です。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしてみましたので、各馬を考察してみたいと思います。

グローリーヴェイズ(牡4、尾関知人厩舎)

今年初戦の日経新春杯を制し重賞初制覇を果たしたグローリーヴェイズ。2戦目の天皇賞春でも、6番人気の低評価を覆して勝ち馬とタイム差なしの2着に善戦。中距離戦線で頭角を現してきており、とくに京都コースは近2戦で連続好走しており相性は抜群です。約5ヶ月の休み明けとなりますが、昨年の菊花賞でも3ヶ月の休み明けで勝ち馬から0.5秒差の5着に健闘しており、状態さえ整っていれば京都では大崩れはなさそうです。

エタリオウ(牡4、友道康夫厩舎)

前走の宝塚記念で9着に敗れたエタリオウ。2走前の天皇賞春では4着に善戦しており、その前は神戸新聞杯、菊花賞、日経賞と中距離重賞で3連続2着に入線。勝ちきれないところがありますが、菊花賞ではフィエールマンとハナ差の2着と接戦を演じており、地力があるのは間違いないところ。前走の宝塚記念も距離がやや足りなかった印象があり、1F延長となるここなら巻き返しも期待できそうです。

エアウィンザー(牡5、角居勝彦厩舎)

昨年12月のチャレンジCを制し、重賞初制覇を達成したエアウィンザー。今年の始動戦の金鯱賞ではメンバーの格が上がった中で3着に善戦。初G1となった前走の大阪杯では5番人気で5着と悪くない競馬はしたものの、G1の壁に跳ね返される結果となりました。それでも勝ち馬とは0.2秒差と大きな差はなく、小差の競馬が続いており評価は落としたくないところです。約半年ぶりの実戦となりますが、近2戦と比べてメンバーが少し楽になる今回は巻き返しのチャンス。

他にも、京都記念の勝ち馬ダンビュライトや、ダービー18着から巻き返しを狙うアドマイヤジャスタ、目下3連勝中のシルヴァンシャーなど、秋の大舞台を賑わせそうなメンバーが今年も揃いました。京都大賞典は10月6日(日)に、京都競馬場の第11Rで実施。発走時間は15時35分の予定。