10日に、府中牝馬Sに出走する馬の最終追い切りが行われた。今回は中でも追い切り内容の評価が高かった馬3頭をピックアップしてみた。
ラッキーライラック(牝4、松永幹夫厩舎)
10/10(木)栗東・CW(良)6F85.4-5F68.9-4F53.3-3F38.5-1F11.7(馬なり)
助手を背ににCWコースを単走。馬なりから終い重点という内容で、ラストはしっかりと良い脚を伸ばした。リフレッシュ放牧を経て、馬体重が前走時から14キロ増の520キロまで増えており、馬格も幅を増した印象。中間は順調に乗り込まれており、1週前はCWを併せ馬で一杯に追われて7F96.5-1F12.3と負荷をかけられた。最終で態勢は整った。
スカーレットカラー(牝4、高橋亮厩舎)
10/10(木)栗東・CW(良)4F54.6-3F39.6-1F12.0(馬なり)
助手を背にCWコースを単走。最終はほぼ馬なりで余力十分の走り。輸送も考慮して軽めの内容だが、1週前はCWで5F65.1-3F37.2-1F12.2をマークし併せ馬に1馬身先着しており、中間も負荷をかけられている。約3ヶ月半ぶりと間隔は空いているが、力は出せそうな仕上がり。春から好走が続いて勢いに乗った感があり、本格化の気配。
プリモシーン(牝4、木村哲也厩舎)
10/9(水)美浦・坂路(良)4F54.9-3F40.2-2F25.9-1F12.6(馬なり)
助手を背に美浦の坂路を単走。ほぼ馬なりのままで全体時計も平凡だが、終いは軽快な足捌きで鋭伸。1週前は南Wで単走、馬なりから強めに追われて6F83.2-1F12.2をマーク。デビューから増え続けていた馬体重も落ち着いて身になってきた感がある。体が強くなったこともあってか、脚捌きやフォームの質が上がってきた印象。