10月6日にフランスのパリロンシャン競馬場で行われた凱旋門賞で2着に入線したエネイブルが、来年も現役を続行することが明らかになった。15日、英国のレーシングポストが報じた。
凱旋門賞後は引退して繁殖入りする可能性も囁かれていたが、同馬を管理するJ.ゴスデン調教師は凱旋門賞後のコメントでは現役引退については名言しておらず、今後の方針が注目されていた。現役続行について、ゴスデン師は以下のように述べた。
「彼女はアーク(凱旋門賞)以来順調で、来年も走れることは素晴らしいことです。これはスポーツであり、(オーナーの)ハーリド王子の積極的な決断です。」
また、エネイブルの主戦騎手であるF.デットーリ騎手も、自身のツイッターにて以下のように述べた。
「我が娘は来年もトレーニングを続ける。待ちきれない。行け、エネイブル」
年内はレースには出走せず、来年のローテーションについては体調次第で決定されるとのことだが、凱旋門賞は引き続き重要なターゲットとなるとした。
参考:RACING POST