2016年の朝日杯フューチュリティステークスを制したサトノアレス(牡5、藤沢和雄厩舎)が、16日付けで現役を引退したことが明らかになった。同日、JRAが公式ホームページで発表した。なお、今後は北海道沙流郡日高町のブリーダーズ・スタリオン・ステーションで種牡馬となる予定。
サトノアレスは2016年3月に札幌でデビューし、同年の朝日杯フューチュリティステークスを制してG1初制覇を達成。同年のJRA最優秀2歳牡馬を受賞した。3歳時は中距離路線の重賞を主戦場とするも、結果を残せなかった。翌年は距離を短縮し、東京新聞杯(2着)やスプリングC(3着)など短距離からマイル路線で活躍した。今年は東京新聞杯(3着)から始動し、続くスプリングCでも有力馬として注目を集めていたが、馬場入り後に左前肢跛行を発症し競走除外となった。東京新聞杯(3着)がラストランとなった。
サトノアレスは父ディープインパクト、母サトノアマゾネス、母父デインヒルという血統。通算成績は16戦4勝(うち重賞1勝)。サトノアレス号、お疲れさまでした。