今月8月から夏競馬は福島・中京・函館から新潟・小倉・札幌へと舞台を移し、いよいよ夏競馬も中盤戦へと突入した。先月末に全国的に梅雨も明け、各地で35度を超える猛暑が連日続いている。そんな暑い夏を乗り切るのに打ってつけのスポットがある。北は北海道札幌市にある「札幌競馬場」である。
札幌競馬場は昨年の'14年7月にグランドオープンしたこともあり、とてもキレイな競馬場へと生まれ変わった。札幌駅から1駅とアクセスも良く、それでいて自然に恵まれた競馬場である。自然と調和した空間で競馬の魅力を体感でき、競馬好きのみならず観光地としても注目されている。
もいわテラス
グランドオープンにともない様々な新しい施設が新設された。二階部分には120mにも及ぶ長さのテラスからレースを見渡せる"もいわテラス"が作られた。このテラス席は外に設けられており、北の大地の澄んだ空気の中で競馬を楽しむことができる。テラスからはレースが一望でき、バックには札幌の街と藻岩山が見渡せることができる。競馬をやらない人達でも十分に楽しめるスポットとなっている。
まきばガーデン
家族連れに人気なのがこのまきばガーデンだ。まきばガーデンでは競走馬の展示厩舎が設けられ、実際に走る馬が真近で見れる。放牧スペースもあり、ポニーとの触れ合いスペースは子供に大人気である。競馬場というよりは牧場に近い雰囲気を楽しめるあたりは北海道ならではといった感じだ。
他にもフードコートでは札幌競馬場の名物「名代牛めし」や「ホルモンライス」といった北海道グルメが楽しめる。自然あふれる開放的なスタンドでビールと北海道グルメを味わいながら競馬観戦というなんとも贅沢なひとときを過ごせる。たまには都心生活から離れて羽根を伸ばしたいなという人は札幌競馬場へ足を運んでみてはいかがだろうか。