東京競馬場の芝2500mで行われるハンデ重賞「アルゼンチン共和国杯」へ向け、各馬が最終追い切りを終えてきた。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみた。
ムイトオブリガード(牡5、角田晃一厩舎)
10/30(水)栗東・CW(やや重)6F78.7-5F63.5-4F49.1-3F36.0-1F11.8(一杯)
栗東CWコースを単走。鞭も入り、一杯に追われて鋭く伸びる好内容。直線では前に別の馬が2頭いたが、外からあっさり交わしてフィニッシュ。フォームもキレイで手前も無理なく替えており、動きも良い。1週前もCWコースで6F78.6-1F12.2の好時計を馬なりでマーク。休み明けでも状態はかなり良さそう。
アフリカンゴールド(セ4、西園正都厩舎)
10/30(水)栗東・CW(やや重)6F84.4-5F68.5-4F54.0-3F39.9-1F11.9(馬なり)
栗東CWコースを単走。長めの距離ということもあり、負荷も長めにかけられ、ラストも11.9秒と好時計。馬なりで馬場の大外を通ってこの時計なら十分好内容。1週前はCWコースで6F81.3-1F12.3とこちらも好時計をマーク。前走よりは、叩いた今回の方が力は出せそうだ。
ノーブルマーズ(牡6、宮本博厩舎)
10/30(水)栗東・坂路(やや重)4F53.0-3F38.4-2F25.3-1F12.7(馬なり)
高倉騎手を背に栗東坂路を単走。序盤から行きっぷりがよく、なだめながらラストまで良い動きをキープしたまま駆け抜けた。馬場を考えれば良い時計で、元気の良さが目を引いた。1週前は坂路で4F53.0-3F39.0-1F13.0を馬なりでマーク。重量のある鞍上で時計は目立たないが、パワフルな走りで前向きさも感じられた。