2年ぶりの開催となる「みやこステークス」。チャンピオンズカップの前哨戦として2010年に新設された比較的新しいレースだが、本番で好走する馬も多数出ており、見逃せない一戦と言えよう。今回は中でも追い切り内容の評価が高かった馬3頭をピックアップしてみた。
ワイドファラオ(牡3、角居勝彦厩舎)
10/30(水)栗東・CW(やや重)6F83.2-5F67.0-4F52.6-3F39.1-1F12.0(馬なり)
栗東CWコースを単走。終始馬なりだったが、脚色はしっかりで時計も良い。1週前はM.デムーロ騎手を背にCWコースで6F86.1-5F67.8-4F52.7-3F38.2-1F11.7を馬なりでマークし、併せた僚馬2頭に余力を残して先着する好内容。追った時の反応も良く、終いの動きと時計は優秀。最終は全体の時計も良く、前走時より良化を感じる。
スワーヴアラミス(牡4、須貝尚介厩舎)
10/30(水)栗東・CW(やや重)5F68.4-4F52.4-3F38.1-1F11.8(馬なり)
栗東CWコースを2頭併せ。僚馬と並びながら直線へ入ると、併せた馬も前へ出るが差し返す良い動き。ゴールはほぼ併入だが、馬なりでも活気十分な動きを見せた。ラストは11.8秒と時計も良く、ブレのないフォームで鋭く伸びた。春と比べて力をつけてきた印象があり、充実度は高そうだ。
アングライフェン(牡7、安田隆行厩舎)
10/30(火)栗東・坂路(やや重)4F52.5-3F37.8-2F24.5-1F12.3(強め)
栗東坂路で単走。終い重視でラスト2Fは速いラップを刻んできた。1週前は栗東坂路で4F50.5-3F37.5-2F25.1-1F13.1をマークしており、テンから速いペースを出したが終いの伸びが甘かった。最終では序盤から自ら動いていくような前向きさを見せながら終いの伸びも良く、充実ぶりを感じさせた。