マヤノトップガン、老衰で亡くなる

1995年の有馬記念を制すなど、G1を4勝したマヤノトップガン(27歳)がけい養先の北海道新冠町・優駿スタリオンステーションで老衰のため、亡くなったことが明らかになった。5日、JRAが公式ホームページで発表した。

マヤノトップガンは1995年に京都でデビュー。デビュー年の菊花賞と有馬記念を優勝し、同年のJRA年度代表馬、最優秀3歳牡馬を受賞した。翌年の1996年には宝塚記念を優勝し、天皇賞秋でも2着に好走するなど中距離G1戦線で活躍した。5歳になった1997年には初戦の阪神大賞典、2戦目の天皇賞春を連勝。ただ、天皇賞春を制した後に左前脚に浅屈腱炎を発症したため現役を引退し、優駿スタリオンステーションにおいて種牡馬となった。

種牡馬としては、ステイヤーズSなど重賞2勝のチャクラ、東海Sなどダート重賞5勝のメイショウトウコンなどを送り出しており、種牡馬としても活躍した。2015年に種牡馬を引退し、引退後は同所にて功労馬として余生を送っていた。

マヤノトップガンは父ブライアンズタイム、母アルプミープリーズ、母父Blushing Groomという血統。通算成績は21戦8勝、うち重賞は5勝。マヤノトップガン号のご冥福をお祈りします。