第51回小倉記念(G3)を制したのは単勝6番人気のアズマシャトル(松若風馬騎手)だ。
アズマシャトルは中団の12番手からレースを進め、直線に入ると外から一気に脚を伸ばして各馬を差し切った。調教では時計が出すぎて"調教失敗"と言われていたが、低評価を覆しての快勝だった。
1馬身1/4差の2着には同じく中団から伸びてきた単勝2番人気のベルーフ(Z.パートン騎手)が入着し、さらにクビ差の3着には単勝3番人気のウインプリメーラ(和田竜二騎手)が入着した。
勝ったアズマシャトルは鞍上の松若風馬騎手ともに重賞初制覇となった。松若騎手が騎手として初の勝利をあげたのも小倉競馬場で、今回は思い入れのある舞台で待望の重賞勝利をあげることができた。デビュー3年目の若手のホープが次代のエースへの第一歩を踏み出した。