【ジャパンC予想2019】調教・最終追い切りが高評価の馬トップ3

24日は競馬の祭典「ジャパンカップ」が開催。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみた。

カレンブーケドール(牝3、国枝栄厩舎)

11/20(水)美浦・南W(良)5F65.6-4F51.2-3F38.3-1F12.7(馬なり)

津村騎手を背に南Wで3頭併せ。僚馬のアルミレーナ(牝5、2勝クラス)を5馬身先行させ、プロディガルサン(牡6、オープン)を6馬身後ろという隊列で進んだ。コーナーで各馬差が詰まり、並んで直線を向くとカレンブーケドールは真ん中から外のアルミレーナを交わし、同馬に1馬身半差をつけて内のプロディガルサンと併入した。僚馬に挟まれる形となっても怯まず良い手ごたえで駆け抜けた。疲れもなさそうで、好仕上がりを見せた。

シュヴァルグラン(牡7、友道康夫厩舎)

11/20(水)栗東・芝(やや重)6F77.6-5F62.1-4F47.7-3F34.8-1F11.4(強め)

C.スミヨン騎手を背に3頭併せ。内からアイワナトラスト(牡2、新馬)とプランドルアンテ(牝2、新馬)を追走し、コーナーで抜け出すと直線は一気に離しにかかり、大差で最先着した。ラスト3Fの時計は非常に早く、追われてからの動きやフォームも良い。1週前はポリトラックで6F77.6-1F12.2をマークし、直線でも鞍上の合図への反応が鈍く、動きにもズブさがあった。最終ではそれも無くなり、良化してきた。

ユーキャンスマイル(牡4、友道康夫厩舎)

11/20(水)栗東・坂路(良)4F55.0-3F39.9-2F26.0-1F12.9(馬なり)

坂路を単走で追い切った。1週前はCWコースを3頭併せで鞭まで入れて一杯に追われているので、最終は軽めの内容。序盤で内にヨレるが、すぐ立て直す。手綱は終始抑えられていたが、動きには活気があり、合図があれば弾けそうな気配があった。時計は平凡でも、状態の良さを感じさせる動きが見られた。