チャンピオンズカップに出走する競走馬の最終追い切りが行われた。今回は、1週前の調教内容やタイムと比較しながらデキの良し悪しを判断し、とくに最終追い切り内容の評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみた。

オメガパフューム（牡4、安田翔伍厩舎）

11/27（水）栗東・坂路（良）4F52.0－3F38.0－2F24.8－1F12.5（馬なり）

栗東坂路で単走。 序盤馬なりで進め、鞍上の合図があると反応良くギアを切り替え、切れのあるフットワークで坂を駆け抜けた。序盤から馬なりでもすぐに反応できるような前向きさがあり、ラストも甘くならずにしっかりと良い加速ラップを踏めている。1週前と比べても時計が速くなっており、良化している。

ゴールドドリーム（牡6、平田修厩舎）

11/27（水）栗東・坂路（良）4F50.9－3F37.1－2F24.3－1F12.3（馬なり）

藤懸貴志騎手を背に栗東坂路を単走（レースはC.ルメール騎手）。 序盤から気持ちが入っており、首の使い方、脚の運びなど体全体を使った良い動き。ラストも迫力のあるフットワークで駆け抜け、時計も文句なし。1週前もCWコースで手応え良く駆け抜け、 ラストも鋭い脚で併せたケイアイノーテックに先着する好内容で、時計も好時計。不安を感じさせない仕上がり。

ロンドンタウン（牡6、牧田和弥厩舎）

11/27（水）栗東・坂路（良）4F51.8－3F37.3－2F24.3－1F12.2（馬なり）

栗東坂路を単走。楽な手応えで好時計をマークする好内容。1週前は口向きが悪く、まっすぐに走らないところが見られたが、最終ではそれもマシになった。反応も良く、追ってからの動きにも活気があり、伸びも良い。まだ余裕もありそうで、力を出せる仕上がりになっている。