明けましておめでとうございます!2020年が始まりましたね。今年も皆さまと一緒に素敵な競馬ライフをおくれるよう、そして少しでも皆さまの競馬予想のお役に立てる情報を配信していけるよう努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、2020年一発目の重賞は「中山金杯」です。新年を迎えて気持ちも新たになるこの時期ではありますが、暮れから使われている中山は馬場はやや荒れ気味。ここはスタミナに富んだパワータイプから狙いたくなってきます。ステイゴールド産駒の明け6歳馬、クレッシェンドラヴは魅力な1頭ではないでしょうか。
前走の福島記念では、時計の掛かる馬場を差し切り重賞初制覇を飾りました。夏の七夕賞でも、前日の雨の影響で時計の掛かる馬場を大外から上がり最速の脚で2着まで食い込み優勝しました。馬場は渋った方がパフォーマンスは上がる馬で、今の中山の馬場は合うはずです。
9月開催あたりは中山も高速馬場化しており、この頃に開催された紫苑ステークスやオータムハンデキャップ、オールカマーは前残り決着となりましたが、暮れから中山の馬場は全く別物になっております。有馬記念ではあのアーモンドアイも上がり36秒9を要しており、高速馬場で実績を残してきた馬は厳しいレースを強いられるでしょう。結果的に除外になってしまいましたが、この馬も当初有馬記念へ出走を表明していたので、出ていれば面白い展開になっていたのではないかとタラレバを言いたくなってしまいます。
また、今回はメンバーにトリオンフ、タニノフランケル、ブラックスピネルと逃げ馬候補が多数揃っている点も好材料。これだけ揃えばペースは平均以上となる可能性は高そうです。中山の芝2000mは2コーナーまでの距離が短く、3コーナーの途中まで緩やかな下り坂が続くためペースは序盤から速くなりがちです。コース傾向とメンバー構成を考えればクレッシェンドラヴ向きの展開となる可能性は高く、好条件が揃っているここはアタマもあると予想して馬券を組みたいと思います。