【東海ステークス2020予想】フェブラリーSへのステップ!インティやスマハマなど出走予定馬を考察

今週の京都の日曜メインはダートG2の「東海ステークス」です。今年は東京オリンピックが開催される関係で1月は中京競馬が開催されないため、京都での開催となります。G1フェブラリーステークスのステップレースでもあり、集まるメンバーにも注目が集まります。今回は中でも人気が集まりそうな有力馬3頭をピックアップしてみました。

インティ(牡6、野中賢二厩舎)

昨年は東海ステークスを制し、続くフェブラリーステークスも見事に勝利したインティ。その後のかしわ記念で2着後、帝王賞で6着、みやこSで15着と春から秋へかけて調子を崩しましたが、地方は馬場が合っていなかった可能性が高そうで、みやこSは先行するも激流のペースで展開が合わず、4コーナーでも不利を受けてと条件が合わないレースが続きました。京都の舞台は2勝の実績があるのでコース適性は問題なさそうですが、展開に左右される馬なので同系のスマハマの出方などを予想しながら判断したいと思います。

スマハマ(牡5、高橋亮厩舎)

昨年の東海ステークスは逃げたインティの番手から進めて3着に入着したスマハマ。みやこSではインティ同様に序盤の先行争いで競り合う形となってしまったこともあり、速い流れに飲まれて9着に敗退しました。前走のベテルギウスSでは先手をとってスムーズに逃げ、2着に好走。やはりスムーズに逃げれば走る馬ですが、スローに落としすぎて切れ自慢の後続に先着を許してしまいました。今回もやはり展開次第。同系のインティとの兼ね合いは予想において重要になってきます。

エアアルマス(牡5、池添学厩舎)

昨年5月に芝からダートへ転身し、その後一気に3連勝しダート適性の高さを示したエアアルマス。ダート初重賞となった前走の武蔵野Sでは1番人気に推されるも11着に敗退。鞍上の川田騎手がコメントしているように砂を被ると怯んでしまうところがあり、枠順と脚質の並びは重要となりそうです。枠は内よりは外、馬場も砂が舞い上がりにくい渋った馬場ならプラスとなりそうです。左回りの適性が低かった可能性もありそうで、右回りに戻るのは良さそうです。

他にも、みやこSを勝ったヴェンジェンスや、エルムSを勝ったモズアトラクションなど、ダート中距離戦線を盛り上げる有力馬たちが揃いました。東海ステークスは1月26日(日)に、京都競馬場の第11Rで実施。発走時間は15時35分の予定。