JRAは29日、美浦トレセンにて報道向け説明会を開き、海外競馬の発売対象レース見直しについての説明会を実施した。30日、JRAは農林水産大臣が指定する海外競馬の競走に関する競馬法を、1月24日付けで改正したことを発表した。
これにより、JRAが発売できる海外競馬の競走は5つの競走が除外され、新たに4つの競走が加わり、全30競走となった。追加・除外された競走は以下の通り。
■追加・除外された指定海外競走
追加された海外競走
- 英ダービー(英・G1)
- エクリプスステークス(英・G1)
- チャンピオンステークス(英・G1)
- ムーランドロンシャン賞(仏・G1)
除外された海外競走
- アルクォーツスプリント(UAE・G1)
- メルボルンカップ(豪・G1)
- ジョージライダーステークス(豪・G1)
- コーフィールドカップ(豪・G1)
- ドンカスターマイル(豪・G1)
昨年までは、農水大臣認可が可能な段階でレース20日前までにJRA所属馬の出走予定が判明すれば発売を申請していたが、今年からは出走予定馬の実績が勘案される。