サドンストームはトップハンデの57kg。CBC賞で悲願の重賞勝利となるか?

舞台は夏競馬の中京競馬へ

波乱が起きた先週の宝塚記念で春のGⅠシーズンも終わり、今週からは本格的に夏競馬が始まる。先週から続戦の函館に加えて、今週からは福島と中京で競馬が開幕される。この時期は例年梅雨の時期で、夏のローカル競馬のカオスな馬場での競馬は見ものである。

さて、本日は中京で開催される日曜メーンレースのCBC賞(GⅢ)に着目したいと思う。

出走予定馬一覧

2015年7月5日(日) 3回中京2日
第51回 CBC賞(GⅢ)
中京競馬場 1200m 芝・左

馬名 性齢 斥量
ヴァンヌーヴォー 牡6 54.0
ウリウリ 牝5 55.5
サドンストーム 牡6 57.0
ジャストドゥイング 牡3 53.0
セイカプリコーン 牡7 53.0
タガノブルグ 牡4 54.0
ダンスディレクター 牡5 55.0
ドレッドノート せん7 54.0
トーホウアマポーラ 牝6 55.0
ナリタスーパーワン 牡6 55.0
ニンジャ 牡6 54.0
フレイムヘイロー せん7 55.0
ベステゲシェンク 牡5 55.0
ベルカント 牝4 54.0
ベルゲンクライ 牡5 55.0
ベルルミエール 牝4 53.0
ホウライアキコ 牝4 53.0
マコトナワラタナ 牝6 53.0
レオパルディナ 牝3 50.0
レオンビスティー 牡6 52.0
レッドオーヴァル 牝5 54.0
ワキノブレイブ 牡5 56.0

トップハンデに見込まれた馬サドンストーム

牝馬も多いハンデの混合戦で、メンバーも夏競馬らしくなってきた。中でも目立つのはトップハンデ57kgを背負うサドンストームだ。一昨年もCBC賞に出走しており3着に入着。前走は同じ中京1200mが舞台の高松宮記念(GⅠ)で4着と大健闘。先着した強い3頭には敵いそうもなかったが、直線では序盤で置いていかれるもラスト100mでコパノリチャードを差しかえして4着を確保した。このレース内容の評価もあってか斥量はGⅢでは初の57kgを背負う。
重賞戦は19戦しており戦績は【0-3-2-14】。GⅢに限れば【0-2-2-6】と2、3着は多いのものの未だに重賞未勝利である。そろそろ重賞を勝ちたいところ。

鞍上の国分優作騎手はデビューの頃からこの馬に乗っており、近10戦中7回騎乗しており今では主戦の騎手と言える。先日の函館スプリントでは前弟のティーハーフに騎乗して重賞初勝利を飾ったばかりである。兄のサドンストームでもここで勝てば兄弟揃って悲願の重賞初勝利達成となる。

この後は8月の北九州記念(GⅢ)となっており、一昨年と全く同じローテーションでこの夏を進める予定だ。夏でも走れる馬だと思うし能力的にはこのメンバーなら勝ち負けだろう。