【金鯱賞2020予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

15日は大阪杯やドバイの前哨戦となる「金鯱賞」が中京競馬場で開催。各馬が最終追い切りを行い、同レースへ向けた最終調整を終えてきた。今回は、中でも追い切りの評価が高いと判断した馬3頭を紹介したい。

サートゥルナーリア(牡4、角居勝彦厩舎)

3/11(水)栗東・坂路(重)4F49.8-3F36.4-2F24.2-1F12.3(馬なり)

C.ルメール騎手を背に坂路を単走。終始余裕を持たせた馬なりで進めたが、時計は自己ベストを更新する好時計をマーク。序盤から前向きで、フットワークも躍動感がある。不良で重たい馬場ながら動きは軽快で、時計も十分すぎるほど速い。1週前はCWを2頭併せで強めに追われて6F83.0-5F66.5-4F50.9-3F37.1-1F11.3としっかり追われており、負荷をかけられている。仕上がりは上々だ。

ニシノデイジー(牡4、高木登厩舎)

3/11(水)美浦・南W(重)5F66.6-4F52.0-3F38.1-1F12.0(馬なり)

美浦の南Wを単走。目立った時計ではないが、重たい馬場でも動きは軽快で、ウッドの外を駆け抜けて馬なりでこの時計なら十分。1週前には田辺騎手を背にウッドで一杯に追われて5F64.9-4F50.8-3F37.8-1F11.8と速い時計をマークしており、負荷がかけられている。追い切りはいつもそれなりに動いている馬だが、併せ馬でないと進まないこともある。単走でこの時計と内容なら良い。ひと叩きされて調子が上がってきたか。

ブレスジャーニー(牡6、佐々木晶厩舎)

3/11(水)栗東・CW(不良)6F80.8-5F65.4-4F50.8-3F38.1-1F12.0(馬なり)

栗東のCWを単走。馬場の外ラチを進めて、不良馬場でこの時計は優秀。直線に入って追われてからの反応も良く、上がり3Fの時計はとくに速い。1週前は松若騎手を背にCWで追い切りを行っており、馬なりで6F83.1-3F37.9-1F12.4をマークし、ラストも自らハミを取ってしっかりと動いている。1週前、最終と好内容の追い切りが続いており、好気配。