14日は中京競馬場の芝1400mで行われる3歳限定の重賞G3「ファルコンS」が開催。各馬が最終追い切りを行い、同レースへ向けた最終調整を終えてきた。今回は、中でも追い切りの評価が高いと判断した馬3頭を紹介したい。
ラウダシオン(牡3、斉藤崇史厩舎)
3/11(水)栗東・CW(不良)6F83.4-5F66.6-4F51.1-3F37.5-1F11.9(馬なり)
武豊騎手を背に栗東のCWコースを3頭併せ。僚馬のアシャカリブラ(牡6、2勝クラス)と、アルサトワ(牡3、1勝クラス)の2頭を先行させ、一番後ろから追走する形で進めた。直線は内から突いていくと一気に加速して2頭を交わして最先着を果たした。折り合いもしっかり付いており反応も良く、ラスト1Fは11.9秒とシャープな伸びを見せた。放牧明けでも好状態をキープしている。
シャインガーネット(牝3、栗田徹厩舎)
3/11(水)美浦・坂路(やや重)4F50.8-3F37.1-2F24.6-1F12.5(馬なり)
美浦坂路で2頭併せ。僚馬を追走するかたちで直線は内から相手を見ながら脚を伸ばしてラスト1Fは12.5秒の好時計をマーク。相手には遅れたが、離れた位置から相手を見ながら広くコースを使って追走するかたちの追い切りなので問題はない。時計は申し分なく、重たい馬場でも苦にせず良い脚を使えている。無理をしない走りでこの内容なら十分好気配。
マイネルグリット(牡3、吉田直弘厩舎)
3/10(火)栗東・CW(重)6F84.6-5F68.3-4F53.0-3F37.9-1F12.2(強め)
国分騎手を背に栗東のCWを単走。序盤はゆったりと進めていき、コーナー出口から加速していき、直線は強めに追われて1F12.7秒の好時計をマーク。上がり重点の内容で、重馬場ながらしっかりと力強く大きなフォームで駆け抜けた。前走の朝日杯FS後(13着)は放牧へ出されており、その効果もあってか追い切りは疲れを感じさせない活気ある走りを見せた。