今週の阪神競馬の土曜メインは3歳重賞の「毎日杯」が開催。各馬が最終追い切りを行い、同レースへ向けた最終調整を終えてきた。今回は、中でも追い切りの評価が高いと判断した馬3頭を紹介したい。
ストーンリッジ(牡3、藤原英昭厩舎)
3/25(水)栗東・坂路(良)4F53.6-3F38.7-2F24.4-1F12.1(馬なり)
岩田望来騎手を背に栗東坂路で2頭併せ。僚馬トーセンスカイ(牡4、2勝クラス)との併せ馬で、直線は内から一気に駆け抜けラストは1F12.1と鋭く伸びて半馬身先着した。折り合いも問題はなく、全体時計も4F53.6とまずまずの時計。前走も栗東坂路で4F54.2-3F38.5-1F12.0をマークし格上相手のエポカドーロに先着する好内容だったが、好状態は維持している印象。
アルジャンナ(牡3、池江泰寿厩舎)
3/25(水)栗東・坂路(良)4F52.0-3F38.1-2F25.1-1F12.2(一杯)
栗東坂路で単走。やや重たそうな騎手を乗せ、一杯に追われるとラストは1F12.2としっかり伸び、全体も4F52.0と好時計をマークし自己ベスト時計。1週前は坂路で2頭併せで追い切り、4F52.5-1F12.3の好時計で1馬身先着した。飛びは相変わらず大きいが、上々の切れ味。1週前の併せ馬も優勢で、調整過程も順調。
アーヴィンド(牡3、岡田稲男厩舎)
3/25(水)栗東・坂路(良)4F53.7-3F38.9-2F25.1-1F12.3(馬なり)
栗東坂路で単走。ダートでデビューした大型馬で、フットワークは力強さがありながらもキレイなフォームで駆け抜けた。前走時の最終追い切りは坂路で4F49.7-3F37.1-1F13.0をマークしており、今回は馬なりで自己ベストを更新してきてきた。一度使った上積みも見込めそうで、状態面は上々。あとは芝の適性がどうかというのみだろう。