12日に北海道苫小牧市のノーザンパークで、日本最大のセリ市であるセレクトセール当歳馬のセリが行われた。
この日注目を集めたのは牡馬クラシック路線で活躍したサトノダイヤモンドの全弟マルペンサの2016。きさらぎ賞1着、皐月賞3着、ダービー2着という良績を残しているサトノダイヤモンドの全弟だけあって、1億円からの高額スタート。速いペースで値は上がっていき、最終的に里見治オーナーが2億8000万円でセリを制した。
里見氏は同日イルーシヴウェーヴの2016も同額の2億8000万円で落札しており、前日のセリも含めると総落札額は10億円を越える形となった。