【桜花賞2020予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

牝馬クラシック第一弾「桜花賞」へ向けて、各馬が最終追い切りを終えてきた。今回は、追い切り映像やタイム、1週前の追い切り内容などから総合的に好調馬を判断し、その中でもとくに評価が高いと判断した3頭の馬を紹介したい。

レシステンシア(牝3、松下武士厩舎)

4/8(水)栗東・坂路(良)4F49.5-3F36.2-2F23.8-1F12.1(馬なり)

武豊騎手を背に栗東坂路を単走。しまいを伸ばす内容でラストは強く追われて1F12.1の好時計をマーク。時計は一番時計で自己ベストマークとかなり速い時計。1週前は坂路を単走で4F56.0-1F13.0と感触を確かめる程度だったが、その前の27日には坂路で4F51.7-1F11.7と速い時計を出しており、今回は最終でも負荷をかけてきた。動きは申し分なく、武豊騎手も好感触を掴んだ様子がうかがえる。状態は万全。

ミヤマザクラ(牝3、藤原英昭厩舎)

4/8(水)栗東・坂路(良)4F52.8-3F38.3-2F24.4-1F12.0(馬なり)

栗東坂路で2頭併せ。僚馬マジカルスペル(牡6、オープン)を1秒先行させ、序盤は馬なりでリズム良く進めて、坂で内から脚を伸ばして食い下がる。追われてからの反応は抜群で1F12.0と切れ味も発揮。相手には届かず1馬身遅れたが、オープン馬相手にあおる勢いを見せたのは高評価。1週前はCWコースでラストを強めに追われる内容で6F81.9-1F11.7をマーク。柔らかさもありバランスの良い走りで、調整過程も非常に良い。順調そのもの。

スマイルカナ(牝3、高橋祥泰厩舎)

4/8(水)美浦・南W(良)5F68.8-4F52.9-3F38.6-1F11.5(馬なり)

柴田大知騎手を背に美浦南Wを単走。折り合いもついており外ラチ沿いをリラックスして駆け抜けた。直線で追われると反応良く動いてラスト1F11.5と時計も申し分ない。1週前にも南Wを2頭併せで5F64.0-1F12.0と好時計をマークし、長く追われて先着。1週前にしっかり負荷はかけられており、最終も軽めの内容ながら締めるところは締めてきた印象。十分に態勢は整った。