【マイラーズC予想2020】安田記念の前哨戦!インディチャンプやフィアーノロマーノなど出走予定馬を考察

安田記念の前哨戦としても有名な京都のマイルG2「マイラーズカップ」が26日、京都競馬場で開催されます。一昨年の勝ち馬サングレーザーは安田記念で5着に入着し、2着馬のモズアスコットは安田記念を優勝しております。本番の安田記念を占う上で重要なレースと言えるでしょう。今回は出走を予定している競走馬の中でもとくに人気が集まりそうな有力馬3頭をピックアップしてみました。

インディチャンプ(牡5、音無秀孝厩舎)

昨年のマイラーズC・4着のインディチャンプ。続く安田記念を優勝し、G1初制覇を達成しました。11月のマイルチャンピオンシップも優勝し、史上7頭目の春秋マイルG1連覇を達成。今年初戦の中山記念は4着に敗れましたが、斤量58キロで馬体重もプラス16キロという条件を考えれば勝ち馬のダノンキングリーと0.4秒差の4着は十分健闘していますし、もともと休み明けはそこまで走らない馬。一回叩いての根幹距離となる今回は絶好の舞台と言えます。メンバー的にもここは上位必至。

フィアーノロマーノ(牡6、高野友和厩舎)

昨年はダービー卿チャレンジTを優勝し、重賞初制覇を果たしたフィアーノロマーノ。安田記念では14着、マイルチャンピオンシップでは13着に敗れましたが、続く阪神Cと阪急杯では2着に入着し、ここ2走は1400m戦で連続好走しています。上がりのかかるレース展開でプリモシーンやマイスタイルやダイアトニックを封じ込め勝利したダービー卿チャレンジTの走りは強く印象に残っており、能力の高さは証明済み。久々の1600mとなりますが、ここでも十分勝ち負けになる存在。

レッドヴェイロン(牡5、石坂正厩舎)

約1年9カ月ぶりの重賞レースとなった前走の東京新聞杯では、久々ながら1番人気に支持されますが、9着に敗退したレッドヴェイロン。ただ、勝ち馬と大きく離されているわけではないので、2ヵ月半ぶりをひと叩きされた今回は良化が期待できそうです。安田記念の出走にはここは少なくとも2着以内には入っておく必要があり、仕上げにも力が入っているはずです。本気度が高そうなここでは侮れない1頭です。

他にも、昨年のマイラーズC・3着ぶりの実戦となるパクスアメリカーナや、東京新聞杯・6着から巻き返しをはかるヴァンドギャルドなど、多数の有力馬たちが揃いました。マイラーズCは4月26日(日)に、京都競馬場の第11Rで実施。発走時間は15時35分の予定。