青葉賞(2020)の予想オッズと過去データから傾向を分析!

いよいよダービーへ向けたトライアル「青葉賞」が東京競馬場で開催。未だに当レースからダービー馬は誕生していませんが、馬券圏内の入着数は皐月賞組に次いで多いので、やはりここで権利を取った馬は注目しておきたいところです。今回は過去10年間のデータをもとに青葉賞の傾向を探っていきたいと思います。

■「1番人気」は複勝率90%

人気は「1番人気」が最多の4勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。複勝率は90%と高く、軸として最適なデータとなっています。「1番人気」の信頼度は高いですが、「7番人気」と「10番人気」が1・2着に1回ずつ入着するなど、人気薄の好走も目立っています。3連単は10万馬券以上が4回あり、波乱の頻度も多めです。穴馬の激走には十分警戒したい一戦です。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 4 2 3 1
2番人気 0 1 1 8
3番人気 0 0 2 8
4番人気 1 3 1 5
5番人気 1 1 1 7
6番人気 2 0 0 8
7番人気 1 1 0 8
8番人気 0 0 1 9
9番人気 0 1 0 9
10番人気 1 1 0 8
11番人気 0 0 0 10
12番人気 0 0 0 10
13番人気 0 0 1 8
14番人気 0 0 0 8
15番人気 0 0 0 8
16番人気 0 0 0 8
17番人気 0 0 0 7
18番人気 0 0 0 6
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
1.0~1.9倍 2 0 0 1
2.0~2.9倍 1 1 1 0
3.0~3.9倍 0 1 1 2
4.0~4.9倍 1 0 1 7
5.0~6.9倍 1 2 2 4
7.0~9.9倍 0 1 1 7
10.0~14.9倍 3 2 2 13
15.0~19.9倍 0 1 0 9
20.0~29.9倍 1 0 1 10
30.0~49.9倍 0 2 0 13
50.0~99.9倍 1 0 1 24
100.0倍以上 0 0 0 46
馬単/三連単データ
馬単 三連単
2010 520円 1,880円
2011 19,570円 74,960円
2012 6,260円 189,270円
2013 71,140円 428,430円
2014 19,460円 138,430円
2015 2,260円 12,990円
2016 3,540円 14,890円
2017 960円 8,440円
2018 19,390円 101,530円
2019 5,400円 42,980円

[該当馬] 1番人気

  • フィリオアレグロ(下記「予想オッズ」を参考)

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 フィリオアレグロ 2.7
2 オーソリティ 3.3
3 フライライクバード 4.7
4 サトノフウジン 8.6
5 ディアスティマ 12.0
6 メイショウボサツ 17.4
7 ヴァルコス 24.1
8 ブルーミングスカイ 32.5
9 アイアンバローズ 40.9
10 ダノンセレスタ 48.6
11 ロールオブサンダー 53.4
12 ディアマンミノル 60.2
13 アラタ 71.1
14 コンドゥクシオン 77.6
15 サーストンカイドー 90.2
16 プリマヴィスタ 132.6
17 フィロロッソ 187.4
18 アピテソーロ 225.3
19 エヒト 265.3
20 レアリザトゥール 302.9

■「大外枠」が不振&「差し」が好成績

コースは東京の芝2400mを使用。枠は「1枠」「4枠」「5枠」が2勝ずつを挙げており、どの枠からもまんべんなく好走馬が出ています。ただ、「8枠」は連対数が0回となっており、明らかな不利さがデータに現れています。

東京の2400mはスタート後の直線が約400mと長めですが、1コーナーに差し掛かる下り坂付近で位置取りが激しくなりがちです。前目の位置を狙いたい外の馬はより積極的に出していき、譲らない内枠勢とのせめぎ合いで脚を使ってしまうなんてこともよくあります。こうしたコース形態も、外枠が不振である要因の一つと考えられます。

脚質は「差し」が最多の5勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。中距離戦で最後の直線も約520mと長いため、基本的には直線を向いてからの残り3F勝負になりやすく、瞬発力勝負になりがちです。こうしたコース形態や距離の長さも「差し」が好走しやすい要員の一つと考えられます。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 2 1 0 15
2枠 1 3 0 14
3枠 1 1 2 14
4枠 2 1 1 15
5枠 2 0 4 14
6枠 1 2 0 17
7枠 1 2 1 22
8枠 0 0 2 25
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 1 1 0 8
先行 1 3 0 27
差し 5 4 9 55
追い込み 2 2 1 45
マクリ 1 0 0 1

[該当馬] 先行馬候補

  • フィリオアレグロ
  • オーソリティ
  • フライライクバード
  • サトノフウジン
  • アイアンバローズ
  • ディアマンミノル
  • アラタ
  • コンドゥクシオン
  • アピテソーロ

■馬体重の増減が「-3~+3kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の4勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「-3~+3kg」に注目です。

馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
~-20kg 0 0 0 2
-19~-10kg 0 1 0 6
-9~-4kg 3 3 3 50
-3~+3kg 4 6 7 60
+4~+9kg 3 0 0 17
+10~+19kg 0 0 0 1
+20kg~ 0 0 0 0
不明・初出走・未更新 0 0 0 0
今回減 3 7 8 75
同体重 1 2 1 27
今回増 6 1 1 34

■前走レースが「アザレア賞」だった馬に注目

前走レースは、最多の3勝を挙げている「アザレア賞」に注目です。前走着順は「1着」だった馬が最多の6勝を挙げており、勝利数は断トツです。また、3着内に入った述べ30頭中19頭が前走で「1着」だった馬でした。前走を勝っている馬は連続好走する可能性が高そうです。

前走データ
前走 1着 2着 3着 4着以下
アザレア賞(1勝クラス) 3 0 1 4
弥生賞(G2) 2 1 0 7
大寒桜賞(1勝クラス) 1 3 2 3
山吹賞(1勝クラス) 1 2 1 14
スプリングS(G2) 1 1 0 12
若葉S(OP) 1 0 0 9
水仙賞(1勝クラス) 1 0 0 6
ゆきやなぎ賞(1勝クラス) 0 1 1 6
1勝クラス 0 1 1 20
京成杯(G3) 0 1 0 1
前走クラスデータ
前走 1着 2着 3着 4着以下
未勝利 0 0 0 14
1勝クラス 6 7 8 65
オープン特別 1 0 1 17
G3 0 1 1 18
G2 3 2 0 20
G1 0 0 0 2
海外 0 0 0 0
地方 0 0 0 0
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 6 6 7 48
2着 0 2 0 15
3着 1 0 1 12
4着 0 1 1 10
5着 0 0 0 7
6~9着 3 1 1 31
10着以下 0 0 0 13

[該当馬] 前走がアザレア賞だった馬

  • フライライクバード(1着)

■騎手は「蛯名正義」が好成績

騎手は、最多の3勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「蛯名正義」に注目です。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
蛯名正義 3 2 0 2
横山典弘 2 0 0 6
内田博幸 1 1 0 7
吉田豊 1 0 0 6
M.デムーロ 1 0 0 2
川田優雅 1 0 0 2
C.ルメール 0 1 1 2
石橋脩 0 1 0 6
松岡正海 0 1 0 5
岩田康成 0 1 0 2
A.シュタルケ 0 1 0 1

[該当馬] 蛯名正義騎手の騎乗予定馬

  • ディアマンミノル