今週は春の3歳マイル王決定戦「NHKマイルC」が東京競馬場で開催。今回は、中でも追い切りの評価が高いと判断した馬3頭を紹介したい。
サトノインプレッサ(牡3、矢作芳人厩舎)
5/6(水)栗東・坂路(良)4F53.9-3F39.3-2F25.6-1F12.6(一杯)
栗東坂路で2頭併せ。僚馬キングダムウイナー(牡3、未勝利)を1馬身ほど追走し、外から併せて馬なりで進め、ラストは一杯に追われて僚馬に食らいついて併入した。1週前は坂路で併せて4F52.9-3F38.7-2F25.5-1F13.1をマークし、併せた馬には遅れたがしっかり負荷がかけられた。最終の時計も平凡だが加速ラップは良く、もともと坂路ではあまり動かない馬なのでこの内容なら期待度は十分。
タイセイビジョン(牡3、西村真幸厩舎)
5/6(水)栗東・坂路(良)4F54.3-3F38.9-2F25.2-1F12.6(強め)
栗東坂路で単走。馬場の内を馬なりで進め、ラストは強めに追われて1F12.6をマーク。全体時計はそこまでだが、終い重点で脚さばきにも活気があった。1週前は坂路で4F55.0-1F12.7をマーク。1週前は調整程度で最終はしまい重点と負荷はそこまでかけられていないが、間隔もタイトですでにある程度仕上がっている印象。前走時よりも手応えは良く素軽さもある。
ギルデッドミラー(牝3、松永幹夫厩舎)
5/6(水)栗東・坂路(良)4F53.3-3F38.7-2F24.8-1F12.1(馬なり)
栗東坂路で単走。外ラチ沿いを手応え良く駆け上がり、ラスト1Fは12.1秒と鋭く伸びてフィニッシュ。しっかりと折り合いもついており、時計も前走時の追い切りよりも良い。1週前は栗東坂路で4F53.3-3F38.9-2F25.4-1F12.7の好時計を馬なりでマークしており、前走時のデキはキープできている印象。操作性や気性面の難しさがあったが、コントロールがきいた走りが出来ており好気配。