京王杯スプリングカップ(2020)の予想オッズと過去データから傾向を分析!

今週は春のマイル王決定戦安田記念へ向けた重要ステップレースの1つである「京王杯スプリングC」が東京競馬場で開催されます。一昨年の3着馬のサトノアレスは安田記念で4着、その前の勝ち馬レッドファルクスは安田記念で3着、2015年の2着馬ヴァンセンヌは安田記念でも2着に好走しており、本番を占う上で見逃せない一戦となっております。ということで、今回は過去10年間のデータをもとにスプリングCの傾向を探っていきたいと思います。

■「1番人気」が不振、穴馬にも警戒必要

人気は「4番人気」が最多の3勝を挙げています。「1番人気」は3着内が1着2回のみとなっており、不振です。「2番人気」も1勝、2着2回と連対数は少ないですが、3着4回で複勝率は70%と高く、複勝率ベースでは好成績です。人気薄を見ますと「7番人気」が2・3着に2回ずつ、「10番人気」が2勝、「11番人気」も2着2回と穴馬の好走も少なくありません。伏兵の台頭には十分警戒が必要です。3連単の配当は41万、179万馬券と高額配当も飛び出しており、波乱傾向は強めです。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 2 0 0 8
2番人気 1 2 4 3
3番人気 1 1 1 7
4番人気 3 0 1 6
5番人気 1 2 0 7
6番人気 0 1 1 8
7番人気 0 2 2 6
8番人気 0 0 0 10
9番人気 0 0 0 10
10番人気 2 0 0 8
11番人気 0 2 0 8
12番人気 0 0 0 10
13番人気 0 0 1 9
14番人気 0 0 0 9
15番人気 0 0 0 9
16番人気 0 0 0 6
17番人気 0 0 0 5
18番人気 0 0 0 3
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
1.0~1.9倍 0 0 0 0
2.0~2.9倍 0 0 0 2
3.0~3.9倍 1 0 0 4
4.0~4.9倍 2 2 3 2
5.0~6.9倍 1 1 2 11
7.0~9.9倍 4 0 1 8
10.0~14.9倍 0 3 1 17
15.0~19.9倍 0 2 2 13
20.0~29.9倍 0 0 0 12
30.0~49.9倍 2 1 0 17
50.0~99.9倍 0 1 1 21
100.0倍以上 0 0 0 25
馬単/三連単データ
馬単 三連単
2010 43,630円 416,260円
2011 6,430円 37,790円
2012 36,620円 1,794,700円
2013 4,390円 47,540円
2014 20,710円 162,220円
2015 4,950円 83,940円
2016 7,420円 39,380円
2017 26,420円 179,770円
2018 9,890円 76,780円
2019 4,160円 20,940円

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 タワーオブロンドン 2.4
2 ダノンスマッシュ 3.3
3 ステルヴィオ 6.5
4 グルーヴィット 9.2
5 レッドアンシェル 13.4
6 ケイアイノーテック 18.9
7 ライラックカラー 25.7
8 セイウンコウセイ 30.6
9 ストーミーシー 35.8
10 ナランフレグ 45.1
11 エントシャイデン 48.9
12 アルーシャ 56.3
13 ビリーバー 68.5
14 ラヴィングアンサー 77.1
15 ドーヴァー 87.0
16 キングハート 152.7
17 ショウナンライズ 215.3

■「外枠」&「差し」が好成績

コースは東京競馬場の芝1400mを使用。枠は「7枠」が最多の4勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。「5枠」も3勝と多く、勝ち馬は真ん中よりも外の枠から出やすい傾向となっています。

脚質は、3着内に入着した延べ30頭中21頭が「差し」または「追い込み」となっており、差し・追い込み勢が中心となります。中でも「差し」は最多の6勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多で好成績です。

東京の芝1400mはスタート直後に上り坂があるため、短距離戦のわりに前半のペースはそれほど速くなりにくい傾向があります。最後の直線は約525mと長く、各馬余力をもって直線へ入ってくるため、差しや追い込みが決まりやすいという特徴があります。こうしたコース形態も、差し・追い込み勢が好走している要因の一つと考えられます。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 0 0 2 15
2枠 0 1 1 16
3枠 2 1 2 14
4枠 0 1 3 16
5枠 3 1 0 16
6枠 1 2 1 16
7枠 4 2 1 16
8枠 0 2 0 23
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 0 1 2 7
先行 2 2 2 30
差し 6 4 4 54
追い込み 2 3 2 41
マクリ 0 0 0 0

[該当馬] 差し馬候補

  • タワーオブロンドン
  • ダノンスマッシュ
  • ステルヴィオ
  • グルーヴィット
  • ケイアイノーテック
  • ライラックカラー
  • ナランフレグ
  • エントシャイデン
  • アルーシャ
  • ビリーバー

■馬体重の増減が「-3~+3kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の6勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「-3~+3kg」に注目です。

馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
~-20kg 0 0 0 0
-19~-10kg 0 1 0 5
-9~-4kg 2 4 3 46
-3~+3kg 6 5 6 56
+4~+9kg 2 0 1 18
+10~+19kg 0 0 0 7
+20kg~ 0 0 0 0
不明・初出走・未更新 0 0 0 0
今回減 2 8 5 73
同体重 4 0 2 20
今回増 4 2 3 39

■「5歳」が好成績

年齢は、最多の4勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「5歳」に注目です。性別は9勝を挙げている「牡馬」が中心となります。馬券に絡んだ「牝馬」は2頭のみで、6番人気と10番人気の人気薄でした。所属は「美浦」が7勝を挙げており、関東馬が優勢です。

馬齢データ
馬齢 1着 2着 3着 4着以下
4歳 3 0 3 36
5歳 4 3 4 34
6歳 1 4 3 40
7歳 1 2 0 13
8歳以上 1 1 0 8
性別データ
性別 1着 2着 3着 4着以下
牝馬 1 1 0 4
牡馬 9 9 10 128
所属データ
所属 1着 2着 3着 4着以下
美浦 7 1 6 59
栗東 3 9 4 73
地方 0 0 0 0
外国 0 0 0 0

[該当馬] 5歳馬

  • アルーシャ
  • エントシャイデン
  • ケイアイノーテック
  • ステルヴィオ
  • タワーオブロンドン
  • ダノンスマッシュ
  • ビリーバー
  • ライラックカラー

■前走レースが「高松宮記念」だった馬に注目

前走レースは、最多の3勝を挙げている「高松宮記念」に注目。前走着順は「6着以下」だった馬が4勝を挙げており、前走で掲示板外に敗れた馬の巻き返しも目立っています。前走凡走している馬にも十分警戒する必要がありそうです。

前走レースデータ
前走 1着 2着 3着 4着以下
高松宮記念(G1) 3 0 2 25
東京新聞杯(G3) 2 3 1 0
ダービー卿CT(G3) 2 2 2 18
阪神牝馬S(G2) 1 0 0 6
洛陽S(OP) 1 0 0 0
難波S(3勝クラス) 1 0 0 0
マイラーズC(G2) 0 2 1 16
オーストラリアT(OP) 0 1 1 3
心斎橋S(3勝クラス) 0 1 0 0
京都牝馬S(G3) 0 1 0 0
前走クラスデータ
前走 1着 2着 3着 4着以下
3勝クラス 1 1 1 13
オープン特別 1 1 2 34
G3 4 6 3 34
G2 1 2 2 22
G1 3 0 2 26
海外 0 0 0 2
地方 0 0 0 1
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 1 3 2 20
2着 1 2 1 10
3着 2 2 1 5
4着 0 0 0 7
5着 2 0 1 9
6~9着 1 2 3 37
10着以下 3 1 2 44

[該当馬] 前走が高松宮記念だった馬

  • グルーヴィット(6着)
  • セイウンコウセイ(7着)
  • ステルヴィオ(9着)
  • ダノンスマッシュ(10着)
  • タワーオブロンドン(12着)

■騎手はフラットな傾向

騎手は「蛯名正義」が唯一2勝を挙げていますが、今年は蛯名騎手の騎乗予定はありません。その他の騎手には傾向らしい傾向は見られませんので、騎手についてはフラットな予想で考えて良さそうです。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
蛯名正義 2 0 1 5
戸崎圭太 1 1 2 4
石橋脩 1 1 1 2
川田将雅 1 1 0 2
M.デムーロ 1 0 1 2
北村宏司 1 0 0 7
C.ルメール 1 0 0 3
C.ウィリアムズ 1 0 0 2
D.レーン 1 0 0 0
福永祐一 0 2 1 3
岩田康誠 0 2 0 2

※現役騎手のみを表示しております。