【スプリングC予想2020】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

今週末は安田記念に向けての最重要ステップレースとも言える「京王杯スプリングカップ」が開催。今回は、追い切り映像やタイム、1週前の追い切り内容などから総合的に好調馬を判断し、その中でもとくに評価が高いと判断した3頭の馬を紹介したい。

ステルヴィオ(牡5、木村哲也厩舎)

5/13(水)美浦・南W(良)5F67.0-4F52.7-3F39.1-1F12.3(馬なり)

北村宏騎手を背に(レースは川田騎手)美浦南Wで2頭併せ。僚馬フェルミスフィア(1勝クラス)を2馬身追走し、コーナーで差を詰めると直線は外から交わしにかかり、鞍上が抑えきれないほどの手応えで並びかけ、併入した。日曜は坂路で1F11.7の鋭い伸び脚を見せており、しまいの動きは先週に引き続き良い。前走は久々を使われてからの一戦で良くなっていたが、今回はさらに良化している印象。

ケイアイノーテック(牡5、平田修厩舎)

5/13(水)栗東・坂路(良)4F52.2-3F37.8-2F24.2-1F12.0(一杯)

藤懸貴志騎手を背に(レースは石橋脩騎手)栗東坂路で単走。今回は攻め馬からチークピーシズを着用。直線は鞭まで入って一杯に追われ、力強いフットワークでラストは1F12.0と鋭く伸びた。チークピーシズの効果もあってか、追われてからは手応え良く伸びて集中している様子がうかがえた。序盤は少し内によれるところがあったが、直線の反応と伸びは抜群。気配は上々。

ストーミーシー(牡7、斎藤誠厩舎)

5/13(水)美浦・南W(良)5F68.0-4F52.7-3F38.7-1F11.8(馬なり)

美浦南Wを単走。序盤はゆったりと進め、ラスト1Fは追われると鋭く反応して1F11.8の好時計をマークしてフィニッシュ。追われてからは低いフォームで前進気勢あふれるシャープな伸びを披露した。飛びが大きくてしっかり四肢で蹴れており、動きも時計も良い。前走が目イチの仕上げだったが、今回も覇気があり十分力は出せそうな仕上がり。力は出せる状態で、あとは展開のみか。