東京ジャンプS(2020)の予想オッズと過去データから傾向を分析!

今週の土曜は今春の東京開催最後の重賞「東京ジャンプステークス」が開催されます。同競走は2009年より施行時期が10月から6月に移され、名称も東京オータムジャンプから東京ジャンプステークスへ変更されました。さらに、12年より距離が3300mから3110mへ短縮されました。今回は、3300mで施行された年を含む過去10年間のデータをもとに傾向を探っていきたいと思います。

■波乱傾向強め、穴馬の選定は必須

人気は、「1・3番人気」が最多タイの3勝ずつを挙げています。下位人気を見ますと、「6~9番人気」が12頭と多く、とくに3着は8回と3着率が高くなっています。人気薄が3着に激走するパターンが多く、全体的にも下位人気馬の好走が目立っています。3連単の配当も10万馬件以上が5回と波乱の頻度も多く、うち2回は142万、258万馬券と超高額配当も飛び出しているので、波乱傾向は非常に強い一戦と言って良いでしょう。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 3 2 0 5
2番人気 1 0 1 8
3番人気 3 0 0 7
4番人気 1 1 0 8
5番人気 0 2 0 8
6番人気 0 0 4 6
7番人気 0 1 2 7
8番人気 1 1 0 8
9番人気 0 1 2 7
10番人気 1 0 0 8
11番人気 0 1 0 8
12番人気 0 1 0 7
13番人気 0 0 1 7
14番人気 0 0 0 7
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
1.0~1.9倍 0 0 0 5
2.0~2.9倍 2 2 0 0
3.0~3.9倍 1 0 1 2
4.0~4.9倍 0 0 0 4
5.0~6.9倍 2 0 0 4
7.0~9.9倍 3 2 0 10
10.0~14.9倍 0 0 2 10
15.0~19.9倍 0 0 1 9
20.0~29.9倍 0 3 3 8
30.0~49.9倍 1 1 0 14
50.0~99.9倍 1 2 3 16
100.0倍以上 0 0 0 19
馬単/三連単データ
馬単 三連単
2010 9,120円 92,910円
2011 163,290円 2,585,600円
2012 6,980円 67,180円
2013 4,780円 55,080円
2014 4,920円 381,930円
2015 11,180円 66,320円
2016 12,350円 121,550円
2017 5,380円 159,990円
2018 78,320円 1,426,360円
2019 1,930円 5,180円

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 トラスト 1.5
2 ケイティクレバー 3.3
3 フォワードカフェ 6.4
4 スプリングボックス 9.7
5 ハルキストン 18.9
6 シングンオフビート 25.1
7 アズマタックン 33.0
8 マイネルヴァッサー 41.2
9 マンノグランプリ 54.8
10 プラチナアッシュ 63.9
11 スマートボムシェル 74.5
12 マーニ 86.6
13 シャリオヴァルト 103.7
14 ヤマニンシルフ 156.8
15 ラヴアンドポップ 203.5
16 ミュートエアー 221.1
17 ワンスインアライフ 258.9

■枠はフラットな傾向、脚質は「先行」が好成績

コースは東京の障害3110mを使用。枠は全ての枠から勝ち馬が出ており、勝ち馬はまんべんなく出ています。内外の有利不利は少なめです。脚質は「先行」が最多の6勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。「逃げ」も4頭が馬券に絡んでおり、複勝率は40%とまずまずです。障害レースは基本的に前にいないと話にならないレースなので当然と言えるデータですが、やはり力のある馬は必然的に前につけてくるので、脚質というよりはしっかり追走できる力のある馬から狙っていくのがセオリーと言えます。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 1 2 1 6
2枠 1 1 1 7
3枠 2 2 3 10
4枠 1 0 0 17
5枠 2 1 1 14
6枠 1 1 1 16
7枠 1 0 3 15
8枠 1 3 0 16
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 1 3 0 6
先行 6 4 3 22
差し 3 2 6 38
追い込み 0 1 1 33
マクリ 0 0 0 0

[該当馬] 先行馬候補

  • トラスト
  • ケイティクレバー
  • フォワードカフェ
  • スプリングボックス
  • プラチナアッシュ
  • マーニ

■馬体重の増減が「-19~-10kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の3勝を挙げている「-19~-10kg」に注目です。

馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
~-20kg 0 0 0 0
-19~-10kg 3 0 0 10
-9~-4kg 2 2 5 29
-3~+3kg 2 6 3 44
+4~+9kg 2 1 2 13
+10~+19kg 1 1 0 5
+20kg~ 0 0 0 0
不明・初出走・未更新 0 0 0 0
今回減 5 3 5 53
同体重 2 4 1 19
今回増 3 3 4 29

■「4歳」に注目

年齢は、「4・5・6歳」が3勝ずつを挙げておりそれぞれ成績にほとんど差はありませんが、好走率ベースでは「4歳」がダントツで、頭数が少ない割には好走馬が多く出ています。性別は「牝馬」で馬券に絡んだのは2頭のみとなっており、「牡馬」が中心となります。所属は「美浦」が6勝を挙げており、関東馬がやや優勢です。

馬齢データ
馬齢 1着 2着 3着 4着以下
4歳 3 2 1 8
5歳 3 2 2 32
6歳 3 1 2 20
7歳 1 2 1 19
8歳以上 0 2 4 14
性別データ
性別 1着 2着 3着 4着以下
牝馬 0 2 0 4
牡馬 10 8 10 97
所属データ
所属 1着 2着 3着 4着以下
美浦 6 3 5 45
栗東 4 7 5 56
地方 0 0 0 0
外国 0 0 0 0

[該当馬] 4歳馬

  • マーニ
  • マンノグランプリ

■前走レースが「障害オープン」だった馬に注目

前走レースは、「障害オープン」だった馬が最多の6勝を挙げ、連対数と3着内の回数も最多です。ただ、ほとんど馬が同条件から参戦してくるので当然と言えるデータと言えます。前走着順は「1着」が最多の5勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。また、勝ち馬全てが前走で「5着以内」に入着していた馬となっており、勝ち馬は前走で掲示板内に入着していた馬から狙うのが良さそうです。

前走レースデータ
前走 1着 2着 3着 4着以下
障害オープン(OP) 6 5 5 52
京都ハイジャンプ(J・G2) 1 3 1 14
中山グランドJ(J・G1) 1 1 3 11
障害未勝利 1 1 0 8
中山大障害(J・G1) 1 0 0 0
麦秋ステークス(3勝クラス) 0 0 1 0
前走クラスデータ
前走 1着 2着 3着 4着以下
未勝利 1 1 0 8
1勝クラス 0 0 0 4
2勝クラス 0 0 0 1
3勝クラス 0 0 1 0
オープン特別 6 5 5 60
G3 0 0 0 1
G2 1 3 1 16
G1 2 1 3 11
海外 0 0 0 0
地方 0 0 0 0
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 5 2 0 29
2着 1 2 3 7
3着 1 2 0 7
4着 0 1 1 12
5着 3 0 2 5
6~9着 0 3 3 21
10着以下 0 0 1 18

[該当馬] 前走が障害オープン・5着以内だった馬

  • ケイティクレバー(1着)
  • シングンオフビート(1着)
  • スプリングボックス(4着)
  • フォワードカフェ(2着)
  • マイネルヴァッサー(3着)
  • ヤマニンシルフ(1着)

■騎手は「石神深一」に注目

騎手は「北沢伸也」と「石神深一」の2名の騎手が2勝ずつを挙げていますが、今年は北沢騎手の騎乗予定がないため、石神騎手に注目したいと思います。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
北沢伸也 2 0 0 6
石神深一 2 0 0 3
柴田大知 1 1 0 1
西谷誠 1 0 1 3
金子光希 1 0 1 5
山本康志 1 0 0 5
草野太郎 1 0 0 3
高田潤 1 0 0 2
森一馬 0 2 1 2
小坂忠士 0 2 0 3
白浜雄造 0 1 1 4

※現役騎手のみを表示しております。

[該当馬] 石神深一騎手の騎乗予定馬

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