【宝塚記念2020予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

春のグランプリレース「宝塚記念」へ向けて、各馬が最終追いきりを終えてきた。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみた。

ラッキーライラック(牝5、松永幹夫厩舎)

6/24(水)栗東・CW(良)6F82.8-5F66.9-4F52.1-3F38.3-1F11.4(馬なり)

栗東CWコースを単走。5馬身ほど前にいた他厩舎の馬を目標にし、単走だったが併せるような内容となった。直線序盤は尻尾をふってクビもそこまで動いていなかったが、追われるとしっかり脚を動かしてラスト1Fは11.4の好時計をマーク。余力を残しながらもラップは軽快で、ラストも良い伸びを見せた。1週前はCWコースで6F78.7-1F11.8と好時計をマークしてビシッと動いている。順調な調整過程を踏んでおり好気配。

クロノジェネシス(牝4、斉藤崇史厩舎)

6/24(水)栗東・CW(良)6F82.2-5F66.2-4F51.5-3F37.8-1F11.8(馬なり)

北村友一騎手を背に栗東CWコースを3頭併せ。3頭併せの最後方から追走し、真ん中のステラリア(未勝利)、大外ヒンドゥタイムズ(オープン)の最内から馬なりのまま進め、ステラリアに半馬身遅れ、ヒンドゥタイムズと併入した。直線は前を交わせる態勢にいながらも、追わずに終始馬なりのままゴールした。遅れたが追われていないので問題はなく、リズムや折り合いを重視した内容。それでも時計は上々で、奥のある走り。1週前はCWコースを2頭併せで6F80.7-1F11.7の好時計をマークして2馬身半先着しており、負荷もかけられている。仕上がりは良さそうだ。

グローリーヴェイズ(牡5、尾関知人厩舎)

6/24(水)美浦・南W(やや重)5F65.2-4F50.6-3F37.2-1F12.3(馬なり)

美浦の南Wを3頭併せ。 3頭併せの最後方から6馬身ほど追走し、直線では外ミトロジー(2勝クラス)と内シャリオヴァルト(障害オープン)の間を割ってミトロジーに1馬身先着、シャリオヴァルトと併入した。約半年の間隔が空いているということで実戦勘を取り戻すことを意識した内容の追い切り。2週前と1週前にはD.レーン騎手も騎乗しており、1週前はWコースで一杯に追われて5F68.3-1F11.9とラストはしっかり負荷をかけられている。手応えも良く、力は出せるデキにありそうだ。