白毛の馬体に茶色の斑点が特徴的な変わった模様をしたことで一躍人気を集めた牝馬・ブチコの名を覚えているファンも少なくないだろう。
祖母シラユキヒメから続く白毛の一族で、その純白の姿やゲートでのトラブルの多さで話題を集め、1600万下勝ちながら多くのファンの注目を集めた馬だ。調教助手の橋本真悟氏が管理するブチコのツイッターアカウントは、開設3日足らずで5000人のフォロワーがつくなど異例の人気を誇った。
2017年1月に引退して繁殖牝馬となったが、そのブチコの待望の初子がついにデビューを果たす日が来た。
7月12日函館5R(芝1800m)で、ソダシ(牝2、須貝尚介厩舎)が初陣を迎える。馬体はもちろん純白。馬名の由来はサンスクリット語の「純粋、輝き」という意味から来ている。ターフ映えするその馬体にはピッタリの馬名だ。
6月17日に函館入りし、今週のデビュー戦へ向けて順調に追い切り本数を重ねてきた。母親はゲートに難があることで有名だったが、果たして子供はどうか。北の大地からデビューする新たな白毛に注目したい。