【函館2歳S予想2020】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

今夏の函館最後の重賞「函館2歳ステークス」へ向けて、各馬が最終追いきりを終えてきた。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみた。

モンファボリ(牝2、須貝尚介厩舎)

7/15(水)函館・芝(良)5F67.7-4F51.6-3F37.8-1F11.6(馬なり)

荻野琢真騎手を背に函館芝コースを2頭併せ。僚馬フォルテデイマルミを追走し、残り3Fからペースアップすると、コーナーで外から差を詰めて直線序盤で並びかけ、ラスト1Fは11.6をマークして併入した。道中もしっかり折り合いが付いており、反応も抜群、追われてからの切れ味も鋭く、時計・動きともに文句なしの内容だった。時計は新馬戦の時よりも劣るが、馬なりのまま楽に出せており折り合いも前走時よりも付いている。仕上がりは万全。

グレイトミッション(牝2、菊川正達厩舎)

7/15(水)函館・芝(良)4F53.0-3F39.6-1F12.6(馬なり)

野中悠太郎騎手を背に函館芝コースを単走。馬なりのまま馬場の真ん中を駆け抜け、ラストは軽く追われて1F12.6と余力を残してフィニッシュ。軽めの内容だったが、1週前にも野中騎手を背に美浦の南Wで自己ベストを更新する強めの内容を消化しており、中間の内容は良い。最終は動きを確認する程度だったが、輸送の疲れも感じさせない動きではあった。態勢は整っている。

ラヴケリー(牝2、高柳大輔厩舎)

7/15(水)函館・W(良)5F69.6-4F52.9-3F39.3-1F12.9(馬なり)

団野大成騎手を背に函館Wを2頭併せ。僚馬サウンドワイズを2馬身追走し、コーナーで外から馬体を並べると、直線はやや強めに追われて1馬身半先着した。1週前は重馬場の函館Wで5F69.9-1F13.6をマークし、併せた馬に先着。時計、反応、フォームはいずれもそこまで高く評価できる内容ではなかったが、最終では道中の折り合いもしっかり付いて、攻めの動きも良くなり、上向いてきた印象。