札幌は前残り!JRAクイーンS(2020)当日の馬場は?馬場傾向を距離別データで分析・予想

先週25日から札幌競馬が開幕。今週末は牝馬限定のクイーンSが開催されます。洋芝で行われるレースということで馬の馬場適性を見極めるのもレースを予想する上で重要な要素となってきます。まずは今の札幌の馬場を把握しておくためにも、今回は先週行われた札幌の芝レースの「脚質」と「枠順」のデータを距離別にまとめてみたいと思います。

■2200m~

該当レースなし。

■2000m

対象レースは、未勝利が2レース、利尻特別(1勝クラス)、HTB賞(2勝クラス)の4レース。枠は、勝ち馬はまんべんなく出ていますが、「5枠」が連対数が3回と多く、データ的には「5枠」が好成績を挙げています。

脚質は「逃げ」と「先行」が2勝ずつを挙げており、勝ち馬は全て前目で競馬をした馬から出ています。2000mは前残りという印象です。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 1 1 0 2
2枠 0 0 2 3
3枠 0 1 1 3
4枠 1 0 0 4
5枠 1 2 0 3
6枠 0 0 0 6
7枠 1 0 0 6
8枠 0 0 1 6
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 2 1 0 2
先行 2 0 2 6
差し 0 3 0 15
追い込み 0 0 2 6
マクリ 0 0 0 3

■1800m

対象レースは、未勝利、新馬戦、1勝クラスの3レース。枠番は「1・4・6枠」が1勝ずつを挙げており、連対数は「4枠」が最多となっています。とくに極端な傾向は見られず、どの枠からもまんべんなく好走馬が出ています。

脚質は「先行」が最多の2勝を挙げており、3着内に入った9頭中7頭が先行馬でした。前目で競馬をする馬が好走傾向にあります。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 1 0 0 2
2枠 0 1 0 2
3枠 0 0 1 2
4枠 1 1 0 1
5枠 0 0 0 3
6枠 1 0 0 2
7枠 0 1 1 0
8枠 0 0 1 1
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 1 0 0 2
先行 2 3 2 2
差し 0 0 0 2
追い込み 0 0 1 7
マクリ 0 0 0 0

■1600m

該当レースなし。

■1200~1400m

対象レースは新馬戦、未勝利、1勝クラス、知床特別(2勝クラス)、しらかばステークス(3勝クラス)の5レース。※未勝利は1着同着のため、1着は2頭。

枠は「2~7枠」が1勝ずつを挙げており、勝ち馬はまんべんなく出ています。連対数と3着内の回数は「4枠」が最多となっており、複勝率は50%と好成績です。データ的には「4枠」が好走傾向にあります。

脚質は「先行」が最多の3勝を挙げており、3着内の回数も最多となっています。連対数は「差し」が最多で、差しも良く決まっていますが、3着内に入った15頭中10頭が「逃げ・先行」となっており、前目で競馬をした馬が好走傾向にあります。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 0 1 1 4
2枠 1 0 1 4
3枠 1 0 1 4
4枠 1 2 1 4
5枠 1 1 0 6
6枠 1 0 0 7
7枠 1 0 0 6
8枠 0 0 1 5
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 1 2 1 1
先行 3 0 3 11
差し 2 2 1 8
追い込み 0 0 0 20
マクリ 0 0 0 0

■まとめ

枠は「4枠」が最多の4勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。また、「5枠」が次いで連対数が多く、真ん中枠から好走馬が出ています。どの枠もまんべんなく好走馬は出ており極端な傾向は見られませんが、そんな中でも真ん中はやや好走傾向にあります。

脚質は「先行」が最多の9勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。勝ち馬15頭中13頭が「逃げ・先行」となっており、前目で競馬をした馬が好走傾向にあります。開幕週ということもあり、先週の札幌は前残りという印象です。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 2 2 1 10
2枠 2 1 3 10
3枠 1 1 3 12
4枠 4 4 1 10
5枠 2 3 0 15
6枠 2 1 1 17
7枠 2 1 2 15
8枠 0 0 3 16
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 4 3 1 7
先行 9 4 7 23
差し 2 5 3 34
追い込み 0 1 3 37
マクリ 0 0 0 3