大井競馬場の2号スタンドが生まれ変わる、その名も「G-FRONT」

東京シティ競馬 (TCK)の愛称でおなじみの大井競馬場が今年11月に生まれ変わる。'03年にオープンした「L-WING(エル・ウィング)」の隣にある2号スタンドが改築され、新スタンド「G-FRONT(ジー・フロント)」として11月1日にグランドオープンする。
この新スタンド名を聞いて「ジオフロント」をまず思い浮かべたエヴァンゲリオンファンは私だけではないはずだ。もしくはお台場にある「ガンダムフロント」を思い浮かべ、「L-WING」と聞いて「ゼロカスタム」という単語がアタマに浮かんだアナタは立派な中年オタクである。

さて、そんなどうでも良い話はいいとして、ナイター競馬をしによく大井競馬場へ足を運ぶ筆者としては「待ちくたびれた日がやっと到来」という感じだ。大井競馬場のリニューアルに向けた工事は昨年の7月がら行われており、工事中はゴール前付近の一部エリアが制限されている。筆者も実際に行って見ているが、ゴール版前が解体工事中で視界が悪かった印象がある。約1年4ヶ月の改修工事を経てゴール前の広場がどう変わったのか見たいと楽しみにしているファンも多いだろう。

大井競馬場のホームページに紹介されている特設サイトによれば、新スタンド「G-FRONT」は3階建ての建物になり、1階部分はフードコートと野外の一般席が設置され、2階には屋内の指定席と売店、そして3階は会員制の上質な指定席が設置されるということだ。

11月3日(火・祝)には第15回JBC競争が大井で開催されるので、グランドオープンと合わせて大きな盛り上がりを見せることだろう。11月3日の火曜日は祝日なので、平日に時間が取れずに行けなかった方などはこの機会に新しくなった大井競馬場へ足を運んでみてはいかがだろか。