岐阜県地方競馬組合は5日、6月20日より競馬の開催を休止して走路改修工事を実施していたが、概ね完了する運びとなったため、予定どおり8月10日から競馬を再開することを公式ホームページで発表した。なお、開催については、新型コロナウィルス感染症が収束していないことから、引き続き無観客開催となる。
また、笠松競馬は今年6月に競馬法違反(馬券購入)の疑いで岐阜県警が調教師らの自宅や厩舎を家宅捜索し、現在も捜査が続けられていた。これについては、競馬関係者の法令遵守の重要性についての意識改革、及び抑止力としての監視体制の強化を主観とした公正確保強化を推し進めていく方針であると発表した。
今月1日には、調教師1人と騎手3人の計4人が、レース出走に必要な免許が更新されず、引退したことが明らかになっている。なお、4名の免許が更新されなかった理由については明らかにされていない。